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「なァ、A」
「なに?」
「お前、
高杉から問いかけてきたその質問に少し答えづらさを感じながらも「まだしてないよ」と答える。
「どうしてだ」
「どうしてって…だって、気まずいじゃん」
「…お前らしくねェ」
その返しに「…え?」と返す。いつもは「そうか」と返してくる高杉が珍しいと思いながら彼の目を見る。
「仲直りしろ」
「え…どうしたのいきなり」
「仲直りしたらパフェ奢ってやるよ」
「仲直りします」
パフェに釣られ即答してしまった。それに高杉は笑うと私の頭を撫でて「便所行ってくらァ」と言い去っていった。
「…なんなの?」
私は彼らしくないと思った。いや、彼らしいのか。高杉に疑問を抱えながらも、そうくんにどう謝ろうか、どう関わろうか考える。
ーーー高杉がそうくんとある事を話してたことも知らずに。
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ミズキ(プロフ) - 亜水さん» わかります。。この小説は私の憧れを詰め込んでます笑 (2019年9月8日 8時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
亜水 - いいなー、こんな日常。ふとしたところで幸せを感じそう。 (2019年9月7日 23時) (レス) id: 9d2ec575ec (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます!亀更新ですが応援してくださると嬉しいです、!(><) (2019年8月16日 19時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めましてです!とっても面白いこの作品が大好きです。更新頑張ってください! (2019年6月19日 21時) (レス) id: d77d134be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミズキ | 作成日時:2019年4月7日 20時