30話 ページ31
後日、私が図書館に行くと珍しい顔が書棚を覗いていた。その人物とは森番のルビウス･ハグリットだ。
不思議に思いながらもその場は通り過ぎたが、数分後に彼はモゾモゾと出て行った。その様子はあまりにも不自然だった。
隠し事でもしているのだろうか。
ちょっとした好奇心でその書棚に足を進めてみた。
『【ドラゴンの飼い方】に【ドラゴンの種類】
って全部ドラゴンに関しての本じゃない。
今どきドラゴンについて調べるってなんでかしら』
どうやら彼はドラゴンについて調べていたようだ。見る限り持って行った本はドラゴンの飼い方に関するものだろう。
今の時代、ドラゴンを飼うことは法律違反だ。
なぜそんな本を隠れてまで持っていったのだろうか。
自分の世界に入りかけていたその時突然後ろから声がした。
「や、やぁ、ウィリバート。こんな所でなにしてるんだ？｣
『ごきげんようウィーズリー。そっちこそどうかしたの？』
「ねぇ、この書棚って何について書いてある本が多い？｣
質問を質問で返してみたが質問で返された。
､､､なんだこの会話。
仕方なく目の前にある本を二、三冊取り出す。
『これよ。ほとんどドラゴンに関してのことばっか。
多分森番が持ってってた本もドラゴンに関してじゃないかしら』
そう言って本を彼に渡すと「ありがとう｣と言いながらそれを受け取った。そして直ぐに私の方に顔を上げた。
「なんで君、僕達の考えてたことを､､､！？｣
『「僕達｣？なんのことか分からないけど。
スリザリンのことがお嫌いなウィーズリーが聞くんだからよっぽどなことかと思って』
「私、もう用事済んだし帰るわね｣
と言って歩きながら後ろにいるウィーズリーに向かって軽く手をふりながら私は図書館を後にした。
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「だから、ウィリバートが怪しいんだって｣
「たまたまその場にいて見てただけかもしれないじゃない。何も怪しいだなんて､､､｣
「でもリリアって何かと不思議だよね。
ハロウィーンの時といい、ネビルの話の時といいさ｣
彼女とそこまで深く関わっていない三人には彼女の行動が理解出来ていなかった。
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lkwisterven - みかーんさん» 変人だと思われないよう気をつけてくださいな (2019年10月14日 2時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ありがとうございます、、ハリーとの絡みで発狂しときます() (2019年8月23日 19時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ハリー落ちの無さにいつも絶望してるのでお願いしたいですむしろ全員オチでも全然見ます(私2推しがセドリックで..w) (2019年8月18日 7時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
月輝 ひのか(プロフ) - みかーんさん» ありがとうございます！ボチボチ頑張って行こうと思います笑 主も結構ハリー好きなのでオチどうしようかなぁ、って思ってるんです。もう全員オチにしようかn(((殴っ (2019年8月16日 11時) (レス) id: 461cc503e4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - 次回も楽しみにしてます是非ともオチをハリーに.. (2019年8月16日 8時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月輝ひのか | 作成日時：2019年5月12日 21時
