23話 ページ24
試合が開始して20分。
現在はグリフィンドールが若干優勢だ。
｢さて、今度はスリザリンの攻撃です。
チェイサーのピュシーはブラッジャーを二つ交わし、双子のウィーズリーを交わし、チェイサーのベルを交わし、ものすごい勢いでゴ､､､
ちょっと待って、あれはスニッチか？｣
スリザリンチェイサーのエイドレアン･ピュシーは何かに気を取られクアッフルを落としてしまった。
これに観客席からはざわめきが起こる。
その後も両者一進一退のまま試合は続行された。
次の瞬間マーカス･フリントのゴールによりやっとの思いでスリザリンに点が入る。
スリザリンから大歓声が上がった。
私もそれに乗るようにして喜んでいると一つの箒が目に止まった。
あれは、、、
『ねぇ、ノット。ポッターの箒、動きが変じゃない？』
私の指さす方向にはポッターの箒が変な動き方をしたまま、上へ ､上へ ､上がっている様子があった。
『あの箒、ニンバス2000だったはず。そんなしっかりした箒があんな動きするのかしら 』
肉眼だけではよく分からず、ひとり唸っていると今度はノットが指を指した。
｢原因はあれじゃない？｣
ノットの持っていたオペラグラスを借りて覗いてみると彼の指さす方向には何やら呪文のようなものを唱えている寮監のスネイプ先生の姿が。
『なるほどね。確かに瞬き一つしてないわ』
たしかにスネイプも怪しいのだがもう一人、怪しい人物がいた。
スネイプの斜め上に座っている闇の魔術に対する防衛術の先生、クィリナス・クィレルだ。
日頃あんなにビクビクしている人が今はどことなく険しい顔つきでポッターのを見つめ手を組んでいる。
まるで無言呪文でも唱えているかのように。
「ウィリバート、大丈夫？顔色悪いけど」
『大丈夫よ。それにしてもなんでこんなことに､､､』
周りも気づき始めたようで観客もあちこちでポッターのことを指さしていた。
今やポッターは片手だけで箒を掴んでいる状態だ。
心配そうな眼差しで試合の様子を見る私だったが数分もしないうちにポッターは箒にまたがり急降下した。
この数十秒後、ポッターがスニッチを捕まえたことにより 170対60でグリフィンドールが勝利した。
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lkwisterven - みかーんさん» 変人だと思われないよう気をつけてくださいな (2019年10月14日 2時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ありがとうございます、、ハリーとの絡みで発狂しときます() (2019年8月23日 19時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ハリー落ちの無さにいつも絶望してるのでお願いしたいですむしろ全員オチでも全然見ます(私2推しがセドリックで..w) (2019年8月18日 7時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
月輝 ひのか(プロフ) - みかーんさん» ありがとうございます！ボチボチ頑張って行こうと思います笑 主も結構ハリー好きなのでオチどうしようかなぁ、って思ってるんです。もう全員オチにしようかn(((殴っ (2019年8月16日 11時) (レス) id: 461cc503e4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - 次回も楽しみにしてます是非ともオチをハリーに.. (2019年8月16日 8時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月輝ひのか | 作成日時：2019年5月12日 21時
