16話 ページ17
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「先生、ポッターのところに箒が送られて来たんですよ｣
先生が現れるなり、ドラコは早速いいつける。
毎回毎回懲りずにポッターを敵視するドラコにさすがに私も呆れて｢やれやれ｣と首を横に振った。
「いやー、いやー、そうらしいね。
マクゴナガル先生が特別措置について話してくれたよ。ところでポッター、箒は何型かね？｣
しかし、先生から帰ってきた言葉は想像とは真逆の言葉だった。それにしても、マクゴナガル先生が特別措置とは中々に驚くべき出来事だ。
「ニンバス2000です。実は、マルフォイのおかげで買っていただきました｣
ポッターの嫌味っ気な声に、私は自然と視線をドラコの方に向ける。ほら見ろ、自分のせいで損してるじゃない、という意を込めて。
フリットウィック先生も授業に向かい、ドラコも怒った様子でここから立ち去った。
彼と次会う時はきっとまた愚痴の嵐だ。
自分も談話室に戻ろうと階段からくるりと背を向けた時、ポッターに声をかけられた。
「リリアだっけ？ありがとう！助かったよ！｣
『､､､大したことないわ、それじゃあね。ポッター』
そのまま私はもの凄い勢いで談話室に戻って準備をした。
別にお礼を言われることに驚いたわけではない。ただ、まさか名前を覚えられてるとは思ってなかったし、覚えられていたとしても名前で呼ばれるとは思ってなかった。
それにしてもニンバス2000か。
確かこの間ドラコと箒を見に行った時に自分も見てた気がする。
『あー、もう！考えるのやめた！』
ほんとに今日の自分はらしくない。
どうした私。
最近やたらと考えることも増えたし。
いや、考えることは昔から多かったのだけれど。
『違うわよ！きっとハロウィーンが近ずいてるからだわ！そうよ！お菓子作ったら治るわね』
､､､､､､
やっぱり、おかしい。
後に気がついたのだが、ハロウィーンは自分がこのことを言ってから約一ヶ月半も先の話だった。
パンジーにこのことを相談したら
｢きっと恋ね！｣
と騒がれたのだが、明らかにそれは違う、と確信したリリアだった。
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lkwisterven - みかーんさん» 変人だと思われないよう気をつけてくださいな (2019年10月14日 2時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ありがとうございます、、ハリーとの絡みで発狂しときます() (2019年8月23日 19時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ハリー落ちの無さにいつも絶望してるのでお願いしたいですむしろ全員オチでも全然見ます(私2推しがセドリックで..w) (2019年8月18日 7時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
月輝 ひのか(プロフ) - みかーんさん» ありがとうございます！ボチボチ頑張って行こうと思います笑 主も結構ハリー好きなのでオチどうしようかなぁ、って思ってるんです。もう全員オチにしようかn(((殴っ (2019年8月16日 11時) (レス) id: 461cc503e4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - 次回も楽しみにしてます是非ともオチをハリーに.. (2019年8月16日 8時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月輝ひのか | 作成日時：2019年5月12日 21時
