13話 ページ14
どうやら彼は箒に乗ることに才能があるらしい。
ドラコも自分と同じ高さまで飛んでいるポッターに少しながら動揺しているようだ。
「ポッターがあのドラコに叶うはずないわよ！｣
『そうかしら。見る限りドラコも驚いてるようだけど』
噂では彼はマグルの連中の中で育ったと聞いている。
だとしたら箒になんて乗ったこと無いはずだ。
それでもそれなりに箒に乗れるドラコと同じくらいの高さとペースで乗りこなしている。つまりポッターはドラコを超えるくらい才能があるってことだ。
「あっ、ドラコがあの玉投げたわ！｣
パンジーの指さす方向に目を向けるともの凄いスピードで『思い出し玉』が急降下しているのがみえる。
そしてそれをもの凄い速さで追っているポッターの姿も。
十秒もしないうちにグリフィンドールの生徒から歓声が上がった。
ポッターが玉を上手く取ったが出来たみたいだ。
それと同時に運悪くマクゴナガル先生が現れた。
どうやら今の様子を自分の部屋から見ていたらしい。
しかし、ポッターを呼ぶ声は微かにだが震えてるように聞こえた。
グリフィンドールの生徒はポッターを庇っていたがマクゴナガル先生はそれに耳を貸さずそのままポッターを連れて行った。
｢あれでポッターも退学だね｣
いつの間にか隣には宙でポッターに追い詰められていたドラコが立っていた。その顔は先程とは別にとてつもなく勝ち誇ったような顔だ。
『あなたがやった事、かなり悪質よ』
｢そんな事言うなよ。あいつらの自業自得だろ｣
『弱いものいじめみたいでみっともなかったわ』
私がそう返せばドラコは軽く私を睨む。
初めてドラコにそんな態度を取られて少し驚いたが、私は何事も無かったかのようにその場を離れた。
｢リリアなんかあった？｣
『ううん、なんでもないわ。それより授業も終わったことだし談話室に戻りましょうか』
「そうね！行きましょ｣
ドラコがロングボトムやポッターを気に入らない理由が分からない訳では無い。
それでも汚い手を使ってまでポッターを退学に追い込もうとしたことは人として許されることでは無い。
これではグリフィンドールにはいい迷惑だ。
当然のように校庭から出て行く時のグリフィンドール生からの視線はきついものだった。
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lkwisterven - みかーんさん» 変人だと思われないよう気をつけてくださいな (2019年10月14日 2時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ありがとうございます、、ハリーとの絡みで発狂しときます() (2019年8月23日 19時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ハリー落ちの無さにいつも絶望してるのでお願いしたいですむしろ全員オチでも全然見ます(私2推しがセドリックで..w) (2019年8月18日 7時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
月輝 ひのか(プロフ) - みかーんさん» ありがとうございます！ボチボチ頑張って行こうと思います笑 主も結構ハリー好きなのでオチどうしようかなぁ、って思ってるんです。もう全員オチにしようかn(((殴っ (2019年8月16日 11時) (レス) id: 461cc503e4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - 次回も楽しみにしてます是非ともオチをハリーに.. (2019年8月16日 8時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月輝ひのか | 作成日時：2019年5月12日 21時
