11話 ページ12
パンジーと夕食を済ませ談話室に戻ると掲示板の前に人が群がっているのが目に入った。
『なにかあったの？』
「あぁ、飛行訓練木曜日からだろう？あれがグリフィンドールとの合同授業なんだ｣
『そう。でもそこにワクワクする要素ある？』
「もちろんさ。あのポッターの間抜けさがまたみれるかもしれないしね｣
入学してからだが何故かドラコはポッターを敵視している。ポッターが同級生かもしれない、と言う話をした時はあんなに楽しみそうにしていたのに。
『まぁ、くれぐれもドラコが下手こいて相手に迷惑をかけない事ね』
「なっ､､､！｣
なにはともあれ飛行訓練か。
箒はドラコに何回か乗せて貰ったことがある。
と言っても別に不得意な訳ではないのだけれど。
箒と言えばクィディッチだ。
確かドラコはシーカーになりたい、とか言ってた気がする。私はチェイサーになりたいって言ってたな。
ともかく飛行訓練は誰もが楽しみにしていた授業の一つだ。平和に終わるように願っておこう。
．
木曜日の朝、珍しく私宛に手紙が届いた。
差し出し人は私の母親ことクレアで楽しく学校生活が送れているか、とのことだった。後で返事を書かないと。
手紙を便箋にしまいながら目線を反対側に変えると先程まではいたドラコの姿がない。
『あれ、さっきまでそこでお菓子みせびらかしてたドラコは？』
「ドラコならグリフィンドールの席に行ってたわよ。なんか用事でもあったの？｣
パンジーの言葉に私は迷惑かけるなって言ったのに､､､とため息をついた。
その日の午後三時半、私達はスリザリン生と一緒に飛行訓練を受けに校庭へ向かった。
地面に並べられていた箒はどれもとんでもない方向に突き出している。
｢うわっ、いろんな意味で凄い箒ね｣
「こんなんだったら家の持ってきた方が何倍もいいのにな｣
『一年生は持ってきちゃいけないんだから仕方ないでしょ』
そんな会話をしているうちにグリフィンドール生もフーチ先生も校庭に到着していた。
「みんな箒のそばに立って。さぁ、早く｣
開口一番ガミガミだ。
私はドラコとパンジーの間に入り自分の箒をみる。
「右手を箒に突き出して、『上がれ！』と言う｣
先生の指示が入るとみんなが一斉に『上がれ！』と叫びだした。
ドラコとポッターの箒がすぐさま飛び上がって手の中に収まっている。
私もそれに続くかのように手の中に箒を収めた。
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lkwisterven - みかーんさん» 変人だと思われないよう気をつけてくださいな (2019年10月14日 2時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ありがとうございます、、ハリーとの絡みで発狂しときます() (2019年8月23日 19時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ハリー落ちの無さにいつも絶望してるのでお願いしたいですむしろ全員オチでも全然見ます(私2推しがセドリックで..w) (2019年8月18日 7時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
月輝 ひのか(プロフ) - みかーんさん» ありがとうございます！ボチボチ頑張って行こうと思います笑 主も結構ハリー好きなのでオチどうしようかなぁ、って思ってるんです。もう全員オチにしようかn(((殴っ (2019年8月16日 11時) (レス) id: 461cc503e4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - 次回も楽しみにしてます是非ともオチをハリーに.. (2019年8月16日 8時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月輝ひのか | 作成日時：2019年5月12日 21時
