15話 ページ17
三「さっきから一体なんの話をしている。」
迅さんが私をちらっと見たので
分かってるんでしょ、という意味を込めて
見つめ返した。
迅「それは、ボーダー本部の上層部、そしてAの後ろにいる4人以外には話せない事だ。話す必要、意味が無い場合は、無闇に話さないでほしいって頼まれてるからな。」
出「やっぱりAは俺らに何か隠してんだな!?」
米「そうなのか!?」
三「話す必要も、意味もないとはどういう事だ。」
出「何かあんなら話してくれよ!幼なじみだろ!!」
無理。
絶対無理。話したところで、聞いてる方も話してる方も気分悪いし、そもそもめんどくさいし。
幼なじみって言われたって分かんないし。
知られたくないし。
アンタらに話したいとも思わない。
口には出さないけどね。
めんどくさいし。
忍「君たち3人の気持ちはわかるが、これだけは、本人が望まない限りどうしても話せない事なんだ。」
出「本部長……」
城「木原隊員と、連れの者達はもう戻っていい。迅隊員と今後どうするか、話し合え。」
「はい。」
迅「了解しました〜」
やぁっと帰れるぅ↑
あ、疲れすぎてテンション可笑しいわ。
城「三輪隊員ら3人も下がれ。この話は木原隊員自身の機密事項だ。忍田本部長が言うように、本人が認めない限り、誰にも話すことは無い。」
三「っ分かりました。」
出「…失礼します。」
あーめんどくさかった。
一応話すことは無いって言ってもらったけど、
めっちゃ見てくる。怖い怖い
早く家に帰りたいいいい
迅「じゃあ、玉狛支部に戻るか。お前ら4人は当分向こうには帰らんないみたいだしたな。」
「え。」
リ「どういう事だ。さっきの話はあくまでこっち側の問題だから口を挟まなかったが、当分帰れないってのは何なんだ。」
迅「んー何で帰れないかは、勿論こっちに来る時に入ったゲートが無いからなんだけど、安心して大丈夫だよ。帰らないといけない理由はわかってる。でも、帰れなくても問題は無い。……俺のサイドエフェクトが、そう言ってる。」
でた、迅さんの決めゼリフ。
でもなんの事かさっぱり分からないのは変わらなくて。
エ「いやいやいや、当分帰れないのは困りますよ!」
リ「問題無いとは一体どういう事だ。」
まぁ、そうなるわな。
迅さんが言うなら間違いはないんだろうけど、
私もなんでか検討がつかないし。
29人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天翼種番外個体(プロフ) - 進撃の巨人とワールドトリガーのクロスオーバー少ないので更新全力で待ってます! (2019年12月16日 19時) (レス) id: 5637061865 (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - ウサリボンさん» ありがとうございます!そう言って頂けると、執筆が捗ります! (2018年6月20日 1時) (レス) id: eef577390e (このIDを非表示/違反報告)
ウサリボン - 続き気になります。更新待ってます。 (2018年6月19日 1時) (レス) id: 6706860385 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:凛月 | 作成日時:2018年6月18日 0時