誕生日会 ページ7
5日後
16歳になったヨナ様の誕生祝いが行われてる
「姫様お誕生日おめでとうございます」
宦官達が頭を下げる
ヨナ「ありがとう」
イル「ヨナも16か…立派になったな…」
ミンス「はいそうですね」
ヨナ「父上…！やっぱり髪が跳ねるのよ！今日は結い上げたかったのに…！！」
イル「駄目だ…髪のことしか頭にない…」
A「ヨナ姫様」
ヨナ「A…！」
A「お誕生日おめでとうございますもう16歳なのですね早いものです」
ヨナ「ありがとうA」
A「ヨナ様これをたいしたものじゃありませんが…」
ヨナの手には扇子があった
ヨナ「うわぁとっても綺麗な赤…」
A「ヨナ様と同じ暁の赤の色です…！」
ヨナ「……！やっぱりA一番好き！」
A「私もヨナ様が大好きですあぁそれと」
耳元で囁く
A「スウォン様があちらで呼んでいますよ」
ヨナが視線をやると手を振るスウォンが
ヨナ「あ、ありがとうA！」
ヨナがスウォンの方に走って行く
イル「ヨナ………！」
ミンス「陛下よろしければ」
飲み物を差し伸べるミンス
ミンス「A将軍もどうぞ」
A「ありがとうミンスさん」
ハク「おいA」
A「……………やべ逃げよ」
ハク「逃さん」
とっさに襟を掴まれた
A「これはこれは高華の雷獣さん…何かご用ですか…？」
ハク「そーだな高華の幻妖と呼ばれるやつがさっきから警備を怠ってどっかに行ってたからな
探してんだよしらね〜か？圧」
A「アハハ…存じ上げませんね…何かの間違えでは…」
ゴツン
ハクがAにゲンコツをかました
A「痛…！」
ハク「早く行くぞ」
A「はーい」
スウォン「私は好きですよヨナの髪綺麗な赤暁の空の色です」
ヨナの顔は赤くなっていた
２人の間を入るように立ち尽くす2つの影
ヨナ「ハク！？A！？」
A「ヨナ様スウォン様お邪魔して申し訳ありません」
ハク「陛下が探してましたよ」
ヨナ「そう？部屋で休んでると伝えておいて」
ハク「まっ…こんな事だろうと思ってました」
A「スウォン様やりやますね〜」
スウォン「え？」
ハク「スウォン様なら陛下を説得できるでしょう？」
スウォン「誤解ですよそれに敬語やめません？昔みたいにスウォンってよんでいいのに」
ハク「身分は弁えていますから」
A「こんな奴にスウォンって呼ばれるスウォン様が可哀想です」
ハク「黙って聞いてれば」
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作者名：鈴カステラ | 作成日時：2023年11月17日 16時
