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計画39 ページ44
私は起きてきたアヤトくんに朝のコーヒーを淹れた。
絢都「…」
絢都『美味い…』
心の中が分かるって便利だ。
A「よかった〜いつもほとんど何も言われないからね」
絢都「……悪い」
A「うん、大丈夫だよ」
素直な事はもう言わない。
だって怒られるもの
絢都「なぁA」
A「なぁ〜にアヤトくん？」
絢都「何故お前はアオギリにいるんだ？」
忘れちゃったのかな…
A「アヤトくんが誘ってくれたからだよ！」
あの日の事は忘れもしない。
絢都「……俺は、こんなとこ出てった方がいいと思うけど？」
A「えっ？」
やっぱり私って役立たずなの…
絢都「今なら見逃してやる」
どうしてそんな事だけ優しいの？
私の頬に涙が伝ってきた。
絢都「………なんで泣くんだよ…こんなとこ居てもお前のためにならないと思う……早くしないとアオギリの樹はそう簡単に抜けられない」
A「鈍感…」
絢都「ハァ？」
A「鈍感！私の気持ちを知らないで！アヤトくんなんか…大嫌い！！」
私は走って部屋に戻り、部屋の鍵を閉めた。
大嫌いって言っちゃった……
本当は…アヤトくんの事が大好きなのに…
どうして大嫌いなんて言ってしまったのだろうと私は後悔で涙が止まらなかった。
〜〜〜〜
最近ちょっと雑になってきたかも…
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作者名：エメリア | 作成日時：2018年3月4日 23時
