計画37 ページ42
リリーに心が読める薬(副作用付き)を渡してしまったらしい。
平和な副作用なら問題ないと考え、放っておくことにした。
今気になるのがアヤトくんが私の性格をどう思っているのかということである。
私はよく友達に性格が変だとよく言われる。
だからアヤトくんはどう思っているか気になった。
アヤトくんが私みたいな弱い奴が嫌いだろうがどうでもいい!
アヤトくんを探して見つけた時、アヤトくんはソファに座ってコーヒーを飲んでいた。
A「アヤトくん」
絢都「あ?なんだよ」
A「休憩時間を邪魔してごめんなさい」
絢都「……別にいいけど…」
最近のアヤトくんは私に優しい。
A「よかった…実はアヤトくんに聞きたい事があるんだ」
絢都「……なんだよ…ちゃっちゃと言え」
A「アヤトくんは私の性格をどう思っていますか?」
絢都「なんでそんな事答えなきゃいけねーんだよ」
A「アヤトくんに答えて欲しいからです」
今日の私は違う。
いつもより真面目だ。
絢都「……別にAの性格とかどーでもいい」
アヤトくん、それは私が私自身の性格で悩んでいると知っているから慰めてるの?
それとも私の事なんかどうでもいいからそう言うの?わかんないよ…
絢都「だから…お前はお前一人で悩むな。 俺が…出来る限り相談にのるから……」
普段なら素直なアヤトくんにびっくりするけど、今の素直なアヤトくんは自分で問いかけた答えを答えてくれた。
アヤトくん…私みたいな弱い奴が嫌いでもいいから、もうちょっとだけアヤトくんを好きでいさせてください。
そしたら、弱いけど私の方に振り向いてくれるかな……
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作者名:エメリア | 作成日時:2018年3月4日 23時