+4.勘繰り愚美と探偵社 ページ4
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『気に食わないわね太宰!!』
見えない角度を狙ってソファーの後ろに隠れている
太宰に向かって告げる
太宰「げぇばれた………」
『私に出迎えのエスコートも無いのかしら?
過去は私に襲ってきたじゃないの、あの獣魂は何処へ飛んだのかしらね』
敦「へっ?!」
国木田「そうなのか?!太宰」
と小声で太宰に尋ねる
太宰「そ、そんなことは無いよ…?」
『あら国木田貴方最近中華街の裏道で練習してたそうじゃない』
国木田「?!!!な、何故それを!!」
『物真似練習だっけ?レパートリー増えたでしょまた私に披露しなさいね』
与謝野「ぶっ……」
国木田「…は、はいまた何れ」
『与謝野さんも笑ってる場合じゃないでしょう、
綺麗な黒髪は白髪が目立ちますものこの歳で白髪一本くらい可笑しくありませんわ蝶のように堂々とすればいいのよ』
与謝野「っな!!何処でそれを」
『谷崎君も先週メイド喫茶に行かれたそうじゃない楽しかったかしら』
ナオミ「なっどういう事ですのお兄様!!」
谷崎「いやっこれは訳が…」
『ナオミちゃんも格闘系にハマってるそうですね
筋肉触り放題はどうでしたか?』
ナオミ「ふぇっ?!お兄様これは違うんですわ」
谷崎「やっぱりヒョロい俺は駄目なのか…」
『賢治くん貴方は_______________…』
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目を上に向け括れる
敦「まさかこの人の恐ろしいところって」
国木田「何故か言い当てるんだ人の隠してること恥ずかしいことをだ」
敦「……ええそれって異能力じゃ」
そっと敦の前に立つ彼女
『……あら見ない顔ね君が月下獣』
敦「あの」
『貴女みたいな人は大切な人を失いやすそうね
実際にあったでしょ?……』
鏡花「…特務課の偉い人か知らないけど、そうやって人を傷つけないで」
着物を着た小さな花は凛と私に言った
『泉鏡花………貴方の両親は特務課で優秀だと聞いたわ暗殺者としてね』
敦「ちょっ」
『最後の最後一人の娘を助けるため身を投げ出し
貴方を救ったいい物語じゃないの、
私なら到底有り得ない命は数よ中身ではない
2人生きれるなら1人犠牲にしても構わない』
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化鮎(プロフ) - 小桜さん» 読んでくださってありがとうございます🥺🥺やっぱすぐに予想着きますよね笑。お褒め頂きありがとうございます!とても嬉しいです! (2021年11月30日 23時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - ヤバいです……!めっちゃ泣けました。黒幕はだいたい予想ついてたけど、それ以外にも驚きの連続で、飽きることなく読めました。最高の作品をありがとうございます! (2021年11月29日 21時) (レス) @page50 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2019年4月26日 19時