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+5.勘繰り愚美と探偵社 ページ5





















『命は数で中身ではない_______________…』







鏡花「違う!」







『現にそうでしょ六ヶ月で三十五人殺したその数字に囚われてる、』









敦「辞めてください!!!そんな事居なくたって鏡花ちゃんは探偵社の一員なんですよ!」









『そうだとしても汚れた手は罪は落とせない


三十五人程度重く考え過ぎじゃないのかしら


私は一日で千人ほど殺した記録があるわよ?』









鏡花「っ!!!」








下駄を強く鳴らしてこの場から立ち去り





敦も続けて追い掛ける









『子供は面倒臭いわね直ぐに逃げだ……』









太宰「Aちゃん今日は帰ってくれ」








『嗚呼そう、貴が子供に情を移すだなんて』









太宰は彼女に報告書を渡す




それを受け取る








与謝野「妾は、あんた見たいな下品な女は嫌いだよ
とっと帰りな」







探偵社の目は私を冷たく睨む







何時もの事だ大したことは無い








『では御言葉に甘えて失礼しますわ、有意義な時間でしたまた明日も来ますので之は上からの命令ですのでご了承下さいね』








谷崎「何が…有意義な時間だよ」








ナオミ「本当に感じ悪い」









扉を閉める音がいつもより大きかった









国木田「悪党なやつだ」







































階段を降りると迎えの車が来ていた







自動ドアが開きそっと乗り込もうとすると









乱歩「待って」







後から駆けつけた名探偵が呼び止める









『少し待ちなさい』







車から降りて乱歩を見つめる









『乱歩さん( ・・)も何か口答えかしら』









「まだ君はそんな(・・・)事をしているのか」








『話が見えないわね、私無駄話は嫌いって言わなくても解るでしょ』








「解るよ(だから)僕に絡んでこない、君が考えている事なんてすぐ分かる」








『何故それを探偵社全員に言わないのかしら私の弱みを知っておきながら』








「それをしなければ君は生きていけない人間だからだ」








道路の脇にある春咲く蒲公英(たんぽぽ)が枯れる









『屑ね其れは』









と鼻で笑って車に乗り込む









ゆっくりとウィンドウは下がって








ぽつりと呟く









『乱歩さん貴方は私にとって大切な恩師でしたよ』

+6.交響曲第一番ー災ー→←+4.勘繰り愚美と探偵社



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也 , 太宰治   
作品ジャンル:アニメ
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化鮎(プロフ) - 小桜さん» 読んでくださってありがとうございます🥺🥺やっぱすぐに予想着きますよね笑。お褒め頂きありがとうございます!とても嬉しいです! (2021年11月30日 23時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - ヤバいです……!めっちゃ泣けました。黒幕はだいたい予想ついてたけど、それ以外にも驚きの連続で、飽きることなく読めました。最高の作品をありがとうございます! (2021年11月29日 21時) (レス) @page50 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あゆみ | 作成日時:2019年4月26日 19時

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