呪いを断ち斬る【胡蝶しのぶ】

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しのぶside




五「あ？急にかたまってどうした？まさか俺にほれt『それはないです。』





きっと私が姉さんを求めるばかり結びつけてしまったのでしょう





どこを見てもどう叫んだって戻ってることは





二度とないのに





家「大丈夫、アンタ顔色悪いよ？」



夏「悟も、もう下ろしてやれ。」



五「あ"？...っほらよ。」



雑に投げて捨てられるかと思ったらゆっくりと足を地につけてくれた



主『ありがとうございます、五条さん。私ちょっと酔ってしまったみたいで...飲み物買ってきますね。』



家「場所大丈夫？なんなら着いて行こうか？」




主『いえ、1人でいけますのでお気になさらず。』





(ガコッ




自販機から勢いよく水が出てきた水をオデコに当てる




主『...冷たいですね〜、少しは冷静になれたでしょうか。』





はぁ、だって私あれから色々考えてるんですよ？





姉さんの望む世界を作るために




けれど





どんなに強い毒をつくったって報われない





どんなに優しい毒をつくったって時間が経てば祓われてしまう





液体の入った小瓶をポケットから出して手に取る





主『120日目...こんな物あっても哀しむだけよね。




ごめん姉さん...、



今日も答えられないや(ゴクっ




蓋を開け中身を飲み干す





....っ、はぁっはぁっ。





通常の人なら狂ってしまうほど暴れだすでしょうね





でも、好きだと言ってくれた笑顔を絶やさなきゃ。』




五「まだ、そこにいたのかよ。」




タイミングが悪い、摂取したばかりなのでアナタには構う余裕はないのですが







主『...っ五条さんこそ！そんなとこで何してるんです〜？まさか私の心配でもされてたんですか？？(ニコ





ま、少し痺れる程度で大丈夫なんですけれどね






五「...っだったら悪りーかよ。」




あぁ、この人以外に素直じゃないだけなのかも





反抗期でしょうか？なんて言ったら怒られちゃいますね





先程飲み干した小瓶をバレないようポケットにこっそり入れ立ち上がった





主『お気になさらなくても、五条さんのせいじゃありませんから...さてと、そろそろ戻りますか〜。」




五「...あぁ。(一体何だあの瓶は、さっきの苦しみ方尋常じゃないねぇぞ...。)






この時はまさか見られていただなんて思いも致しませんでした

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