【銀魂】ツンデレ割合9：1女の日常__part3.

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『・・・・・・・』


Aは真っ直ぐ前を見据え歩き出す



紅葉「・・・・・・っふ」






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『・・・・・・どうもー』





・・・・・・・・そして通り過ぎる




『あーこっち大将丸出しで行ってんのに敵の大将くらい教えろっての』








紅葉「ちょっと待てやァァァ！！！！」





『ん？何』




紅葉「ん？何・・・じゃねェェェ！貴女分かってるの？今、敵の横を普通に通り過ぎたけど？！」




『え？これって大将の皿を割れば勝ちなんだろ？じゃあ大将探すに決まってんだろ、馬鹿かお前』





紅葉「いや馬鹿はあんたァァァ！自分の皿割られたら終わりなんだよ！？無防備に敵の横を通り過ぎるって馬鹿だよ！馬鹿！」




『馬鹿馬鹿うっさいなァ、その丸腰状態の馬鹿にかかってこなかったあんたはやっぱり馬鹿だな』





紅葉「そ、それは！そんな馬鹿を見て固まってただけ！馬鹿じゃない！私はァァァ！」




『はいはーい、分かりましたーじゃ』


紅葉に背を向けまた歩き出すA



紅葉「・・・・・馬鹿にされたものね、女だからって舐めない方が良いわよ、柳生四天王と引けをとらない私の実力を見せてあげるわ」





紅葉はAの背後を取り剣を振りかざす






『・・・・・・』




___________ドサッ！！！









『・・・・・背後からとは天下の柳生流もこんな姑息なやり方だと少し残念ですよー』



背後から来た紅葉の首根っこを掴み地面に叩きつけそのまま紅葉に話し出すA




『女を舐めてる？真剣抜いといて、そんな殺気のねえ刀半端に振り回しやがって』


Aは紅葉の首を掴んでいる手を離し紅葉の正面に立ち見下ろす、紅葉はそのAの目を見てビクッと肩が震えた






『あんたはチャンバラごっこのつもりかも知れないが、こっちは遊びじゃねえんだよ、やるなら命賭けろよ・・・・・侍舐めんな』



そう紅葉に言い放ち再度歩き出した




紅葉「・・・・・チャンバラごっこ？私はあの四天王に次ぐ実力者なの」



立ち上がりながらAの背中を睨みつける
そしてAに向かって走り出す



『・・・・・・』



紅葉「私があんたらみたいな田舎道場に負けるわけなァァァい！」

刀を振り上げる








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