検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:340,014 hit

(お好きなように) ページ36

.





『そして、神楽や新八もお妙・・・・・銀時も』

銀時を真っ直ぐに見つめるA



坂田「A」



『もう前みたいに、先生の時のように・・・・・誰も失いたくない、私が守る』



坂田「・・・・・A、お前さぁ」


頭を掻きながらAに近付く銀時



坂田「男の俺が女のお前に守られるなんてかっこ悪いだろうがよ」




『・・・・・かっこ悪いとかそういう問題じゃない』



坂田「俺からしたらそういう問題なんですー、だから一人で守ろうとすんな・・・・・いや、違えな」




『・・・・・』

銀時は再びAの頭に手を乗せ顔を近付けた

今回は先ほどと違い真剣な目つきでその上優しい表情の銀時でAはキョトンとした表情で見つめ返していた




坂田「お前にそんな事言ったって聞くわけねえよな」



『は?』




坂田「A、お前は好きなようにやればいい、けどな?」


頭に乗せた手をAの頰まで下ろし、さすりながら愛おしそうに見つめ言った



坂田「俺がAを守ってやらァ、俺が勝手にそうするんだから文句はねえよな?」



『・・・・・・・』


あまり見ない銀時の雰囲気にAは言葉が出ず頷くだけだった



坂田「ふっ、素直じゃねえか・・・そろそろ帰るわ、じゃな」


Aの頭をポンポンと撫で去って行った



『・・・・・・』




沖田「Aさーん」


屯所内から沖田がAを探している声が聞こえAは我に返りすぐに沖田の元へ向かう




『・・・・・どうした、総悟』




沖田「全然帰ってこなかったんで探しに来やした・・・・・どうしたんですかィ、顔、赤いですぜ?」



『・・・・・・何でもない、探してくれてありがとう、戻る』


沖田にそう告げると足早に入っていった



沖田「おい、ザキ」



山崎「はい?」


丁度、通りかかった山崎に声をかける沖田



沖田「・・・・・客って誰だった」



山崎「あ、万事屋の旦那ですよ」




沖田「へー、で、二人が話してた内容は?」




山崎「え?そんな盗み聞きなんて野暮な真似しませんよ、そもそもAさんにそんなことバレたら何されるか・・・・・恐ろしくて出来ないですよ」



沖田「・・・・・っち、使えねえな」


と言い放ち去っていった沖田



山崎「え・・・・・何で舌打ち・・・」


山崎は訳の分からない表情で立ち尽くしていた








.

(キャラじゃねえでしょ)→←〃



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (114 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
414人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あられ(プロフ) - 雨散さん» こちらにもコメントありがとうございます!花見篇好きで色々変えてしまいましたがw嬉しいです! (2019年8月2日 18時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
雨散 - 花見篇面白い!これからも頑張って下さい! (2019年8月2日 13時) (レス) id: c6b3012422 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あられ | 作成日時:2018年6月7日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。