〃 ページ35
.
坂田「あれ?Aちゃん、顔赤いぞ」
驚いているAに更に距離を詰める銀時
坂田「もしかして、ドキドキしちゃった?ねえ」
俯くAに無理矢理視線を合わせる
『・・・・・・』
Aは銀時の目を無で見つめた
坂田「・・・・・・ん?ギャァァァァーーーーーーーーー!!!!!」
Aは銀時の足を思いっきり踏み、銀時はその痛さに体を丸めていた
『だから近いって言ってんだろ』
丸まる銀時を見下ろし言い放つ
坂田「あの、Aさん、やっぱり力加減が、お、おかしいです、あの、僕達、幼馴染みじゃないですかぁ」
痛みで何故か敬語になる銀時
『何言ってんですか銀時さん、幼馴染みだから手加減なんかいらないんじゃないですかぁ』
銀時の敬語に敬語で返すA
坂田「Aさん、貴女の言う通りです・・・」
Aはため息をつきながら銀時の腕を掴み立たせる
『・・・・・あ、あとさ』
坂田「何でしょうか」
未だ敬語の銀時
『
坂田「・・・・・はぁ?」
『いや、だから元攘夷志士だとは知らないってこと、流石にバレたらやばいから』
と軽い感じで言うA
坂田「・・・・・Aお前本当何で真選組に入ったんだよ」
と不思議そうに問う
『前にも言ったけどさ・・・・・成り行きだって』
坂田「だーかーらぁ、その成り行きの内容を聞いてんだろうが」
『だから大した話じゃないし面倒くさいって言ってんだろ、まぁまたいつかね』
手を軽く振りながら歩き出すA
坂田「おい!A」
Aの手を掴み引き止める銀時
『まあ・・・』
坂田「あ?」
『私にとっては大事な奴らなんだ、あんなうるさい奴らでも』
少し嬉しそうに話すA
坂田「・・・・・・」
414人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あられ(プロフ) - 雨散さん» こちらにもコメントありがとうございます!花見篇好きで色々変えてしまいましたがw嬉しいです! (2019年8月2日 18時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
雨散 - 花見篇面白い!これからも頑張って下さい! (2019年8月2日 13時) (レス) id: c6b3012422 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あられ | 作成日時:2018年6月7日 2時