（手加減って何） ページ34
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山崎「Aさーん！」
『何』
自室でタバコを吸っていたAは山崎をチラ見し気怠そうに返事した
山崎「お客さんが来てますよ」
『えー誰』
山崎「旦那です」
『・・・・・・あ、銀時か』
旦那イコール銀時になるまでに少し時間がかかったA
山崎に礼を言いスタスタと門へ向かう
坂田「よぉ」
『ん、どうした、そっちが来るなんて珍しいじゃん』
坂田「ヅラから聞いた、高杉との事」
『ちょっとここ一応ヅラの敵地』
と少し焦りながら銀時の手を引き真選組を離れ人気のない路地裏に入った
『・・・・・で高杉の事だけど捕まえられなかったよ』
ため息をつきながらタバコに火をつける
坂田「みてえだな・・・・・A」
『ん？何怖い顔して』
坂田「今の高杉は危険だ、昔の奴とは違う」
『・・・・・確かに昔より馬鹿になったな』
少し笑みを浮かべるA
坂田「おい、真面目に話してんだぞ」
『真面目に聞いてるよ・・・・・ああいう馬鹿が厄介な事は私にでも分かってる、その上昔から知ってるから余計に』
Aは吸っていたタバコの火を消し銀時を真っ直ぐ見据える
『だから私達が止めないといけないあのバカ杉を。銀時、私はあんたを勝手に巻き込むし巻き込まれて』
坂田「・・・・・ったく、本当わがままなとこは全く変わらねえなーまあ、言われなくてもな」
銀時はAの頭に手を乗せ顔を近付ける
坂田「それに・・・わがままお姫様のいう事なら尚更、な？」
ニタァっと笑いかける銀時
『・・・・・・ね、ねえ、近い』
鼻と鼻がくっつきそうな距離で流石のAも驚いていた
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あられ(プロフ) - 雨散さん» こちらにもコメントありがとうございます！花見篇好きで色々変えてしまいましたがw嬉しいです！ (2019年8月2日 18時) (
レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
雨散 - 花見篇面白い！これからも頑張って下さい！ (2019年8月2日 13時) (レス) id: c6b3012422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あられ | 作成日時：2018年6月7日 2時
