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その後銀時たちが事を収め、源外は歌舞伎町で一から子供のおもちゃの修理などをしていた

その源外の顔は清々しい、いい表情だった




高杉は歌舞伎町に貼られていた源外の手配書を見ていた


桂「どうやら失敗したようだな」



その背後から声をかける桂



高杉「・・・思わぬ邪魔が入ってな、牙なんぞとうに無くしたと思っていたがとんだ誤算だったぜ」



桂「何かを守るためには人は誰でも牙を剥く、何も守るものがない者はただの獣だ、高杉」



高杉「獣で結構、俺は守るもんなんかねえし必要もない・・・・・ただ壊すだけのこと、獣のうめきが止むまでな」




桂「・・・・・」



高杉「ああ、後お前の言う通りだったぜヅラ」



桂「ヅラじゃない桂だ、何がだ」



高杉「Aだ、昔に輪をかけて口も悪くなってた、それに強さもなぁ」



桂「・・・・だから言っただろう」




高杉「だか、ありゃ脆い」




桂「・・・・・」




高杉「ヅラァ、お前も分かってんだろ、恐らく銀時もな」



桂「・・・・・俺や銀時が居る、それに今は真選組という仲間まで居るんだ、大丈夫だ」



高杉「また綺麗事か?吉田松陽(あの人)が死んだあの日からAの精神は崩壊寸前、そりゃそうだろう、あいつが一番長かったんだからなあの人の元に居たのは」


桂は少し俯き高杉の言う言葉を聞いていた



高杉「一つでも崩れ落ちようもんなら雪崩のように全部崩れあいつは壊れる・・・・・そうなった時」


高杉は桂を嘲笑うように見つめ



高杉「お前らにAを扱いきれるか?あの強さで壊れた奴は厄介だろうな」



桂「扱う・・・か、そんな事出来るわけがないだろう」



高杉「・・・・ふん」




桂「大切な仲間を扱うなんて物のような事はな、きっと俺たちがそうならないように支えるさ」




高杉「・・・・・・」




桂「・・・・・昔からAに俺たちが勝てたことなんて一度でもあったか?高杉、敵に回す相手は慎重に考えるんだな」




高杉「・・・・・昔の話だ」




桂「そう思いたいのならそう思えばいい」




高杉「俺は何と言われようとぶっ壊すだけだ、邪魔する奴も含め・・・・・例えそれが惚れた女でもなぁ」


そう桂に言い放つとその場から去っていく高杉だった









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(手加減って何)→←(百聞は一見に如かず)



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あられ(プロフ) - 雨散さん» こちらにもコメントありがとうございます!花見篇好きで色々変えてしまいましたがw嬉しいです! (2019年8月2日 18時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
雨散 - 花見篇面白い!これからも頑張って下さい! (2019年8月2日 13時) (レス) id: c6b3012422 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あられ | 作成日時:2018年6月7日 2時

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