番外編 。。秋桜様 リクエスト ページ23
「中也さん、私の悩み訊いてくれません？」
「別に善いぞ。」
執務室で、中也さんに悩みを話す。
悩みという程の事ではないのかもしれないが、其れなりに悩んで居る。
「演技力って如何遣ったら上がりますかね？」
「……は？そんな事で悩んでたのか？」
「有って困らないですし？というか、そんな事じゃないですし？」
「今でも充分有ると思うぞ？」
「余り納得いきません。」
「ストイックだな。あーあれはどうだ？人狼ゲーム。」
人狼ゲーム、と訊いて、先程の中也さんの様に、……は？、と云ってしまった。
「人狼ゲームって、殺し合うやつですか？なら、私の異能力で、」
「待て待て。確かに殺し合うやつだが、俺が云ってんのはゲームの方だよ。手軽だしな。」
「殺すのが？」
「やめろ。其処ら辺に居る奴捕まえてやるぞ。」
丁度其処ら辺に居たのが龍ちゃんと樋口さんだった。
巻き込んでしまって申し訳無いです。
「人狼ゲーム…？殺し合うですか？ならば僕の羅生門で、」
「手前も名前と似た様な事云うな。怖ェわ。」
「何か、携帯で手軽に殺し合えるみたいなんです。」
「最近の機器は発達してますね！」
「おいおい、変な勘違いすンな。」
其れから中也さんに詳しい
「簡単に云えば、狼を中てろって事ですよね？」
「嗚呼。だが、自分の役職は他人に教えンなよ。」
中也さんの携帯に這入っているアプリで人狼ゲームを始める。
四人で遣るから出て来る役職は、狼、村人二人、占い師、だった筈。
占い師は誰か一人の役職が見れるというハンデが有るらしい。
順番が私に回って来た。私の役職は村人。
……うん。普通。
「おーし、全員見たな。」
今からは普通に話す。其処から狼を炙り出す。
「(何か話題…)…あ、そう云えば此の前、美味しそうな御菓子見つけたんですよね。樋口さん、今度一緒に食べません？」
「私で善いなら是非！私も善い茶葉を見つけたので其の時に持って行きます！」
「ふふふ〜♪久し振りに女子会出来ますね。」
「愉しみですね！」
「おい、二人だけで盛り上がンな。」
「中原幹部、嫉妬ですか？」
「何と、中原幹部が…？否、中原幹部なら有り得る。」
「中原幹部独占欲強そうですもんね。」
「手前等の中の俺は何なんだよ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 275人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
バンビ(プロフ) - ぬうさん» いえいえ！ (2017年4月5日 17時) (
レス) id: fcb4695207 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう - ありがとうございます！ (2017年4月5日 16時) (レス) id: 16fdde5e77 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - ぬうさん» 矢印を押してからアルファベットを打ったら出来ると思います！ (2017年4月5日 14時) (レス) id: fcb4695207 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう - あの、パスワード認証の大文字の打ち方がわかりません。どうするんですか？ (2017年4月5日 14時) (レス) id: 16fdde5e77 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - アオアオさん» コメントありがとうございます!!祝いの言葉まで！次も頑張って書きます！ (2017年2月15日 21時) (レス) id: fcb4695207 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：バンビ | 作成日時：2017年1月31日 21時
