Rolling Days ～煩悩～３【S.S】 (ページ21)

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117、彼と家族にページ21

緩やかに進む豪華客船。

風が気持ち良くて最高の気分♪

そんな時、彼に言われたこの一言‥‥、

‘「この旅行が終わったらさ、籍入れないか？」’

もちろん私の答えは、YES‥‥。

一刻も早く、彼と家族になりたかった。

「A、愛してる」

「私も‥‥」

‘愛してる’

この言葉は彼の唇と同時に重なった。

それから数時間後、船は目的地の島へと到着し

「うわー、すごーい！」

港から歩いて程なく、別荘に到着した。

ハワイに別荘があるだなんて、さすがと言うか

何と言うか、とにかくすごい‥‥。

でも、この別荘はあくまで、

彼のご両親のものだから

いずれは自分の別荘を建てたいとのこと。

さすが言うことが違うわね♪

「荷物置いたらすぐ出掛けるぞー」

「「はーい！」」

彼の組んだスケジュールは事細かい‥‥、

だから

私も子供達も付いていくのがやっと‥‥。

「まずは買い物から出発だー！」

「「おー！」」

車に乗り、近くのスーパーマーケットへ行き、

食材やら日用品などを調達。

せっかくハワイにまで来てるのに、彼は私の手料理が良いと言うので

出来る範囲のものを作ろうと思う。

「うわっ、この肉すげー！」

大きな肉の塊を見て興奮する彼‥‥、

彼はやっぱり肉食男子だ(笑)