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甘えん坊が2匹 ページ4




Aは今空中庭園で、愛猫と寝っ転がりながら仲良くじゃれていた。



それを通行人は微笑ましく観ている




すると底へ、1人Aの元へ近づいてきた




「お2人様こんにちは♪」




『わあ!』



寝ているAを覗き込み鳩を出してきた正体は日々樹渉




「お2人さんは何をやっていたのですか?」



そう聞きながら日々樹も隣に腰掛ける




『まりちゃんのお散歩だよ♪ずっと部屋にいちゃ退屈だかね。』



愛猫まりちゃんは先程日々樹が出した鳩と群れている



「猫さんは脱走しないんですね?」




『まりちゃんは甘えんぼさんだから私から離れないんだよ。かわいいでしょ♡んしょっと』



そう言うと、日々樹の膝に頭を乗せ三つ編みで髭を作って遊びはじめた




「ここにも甘えんぼさんが居ますねえ♪」




『渉はあったかいねぇ、ふぁふ。。』




「ほぅ。ほんとに貴方は愛おしいですねぇ、もしもし英智?見えますか?」



スタプロの窓から観ていた英智に電話を掛けた




「おや、流石渉。気づいてたんだね。もちろんさ、ここから可愛いAをみていたよ。本当に羨ましいや」





「ふふふ。しかし今は私の者ですけどねえ?」





吸血鬼と子猫→←同じ者同士



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作者名:ワンタン | 作成日時:2022年1月29日 4時

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