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「何!?Aちゃんが熱で倒れた!?それは大変だね!!急いでそっちに向かうね!」
『あぁ、そうしてくれると有難い!七種にも連絡を、、あ、切られてしまったな』
『(一先ず、巴が来てくれるのを待とう)』
「んん、、」
するとAがうなされながら起きた様だ
『A!?大丈夫か!?』
「、ちあくん?あれ、ふかふか…」
『大丈夫か?レッスンルームに倒れて居た所を見て医務室に運んできたんだ。凄い高熱だぞ?』
「そっか…ちあくんありがとね、、」
『いや、ヒーローとして当然の事をしたまでだ。今巴がこっちに向かってくれている
まだ辛そうだな?何かして欲しい事はあるか?』
「ちあくんあのね、ポケットに薬が入ってるはず、それ飲ませて欲しいの」
『何処だ?…あったぞ!これだな
いや待てA。薬を持っているという事は熱があるのにレッスンしていたのか?
幾らアイドルでもお前は人間だし、それ以前に1人の女の子だ。体を壊したら元の子もないぞ。もっと自分を大事にしてくれ、、
いや、説教は今じゃないよな。すまん
少し体を起こせるか?辛かったら俺の胸に寄りかかっても良いぞ』
支えながら起こすと、胸に寄りかかってきた
そのままAの口に薬と水を入れたが
口元に力が入ってない為、横から水が零れてしまった
『おっと、結構零れてしまったな…いまふいてやろヴッ!?!?』
結構な量をこぼした為服が濡れて透けてしまっていた
「まって、拭かないで…冷たくてきもちぃ…」
『い、いや、しかし拭かんと風邪を引くし、い、色々と大変と言うか…』
するとAが俺の手を取り、自分の頬にピタっとつけた
「 ちあくんの手も気持ちいね…」
そう言うとほっぺをスリスリとして甘え出した
『なっなっなっ、、!?/』
『(あ〜、早く巴きてくれっ!じゃないと俺が死ぬ!ど、どうすればいいんだ〜〜〜!)』
守沢は顔を真っ赤にしながら、心の中で叫び続けた
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作者名:ワンタン | 作成日時:2022年1月29日 4時