熱 ページ22
・
守沢side
先程まで使っていたレッスンルームにどうやら忘れ物をしてしまったらしく
それを取りに行く為に戻ってきた
しかし、誰かが今使っている様だな?
『失礼します!実は先程までここのレッスンルームを使用していた者なのですが忘れ物を、、っは!?A!?』
そこには音楽が流れっぱなしのまま、倒れているAの姿が
俺は急いで近ずき、Aの体を起こした
『おい!A大丈夫か!?これは凄い熱だな…少し失礼するぞ』
お姫様抱っこをし、急いで部屋を出た
『取り敢えず医務室に運ぼう』
俺は急いで医務室に向かった
in医務室
『失礼します!あれ、誰もいないのか?』
『そうなれば俺が世話をしてやらないとな』
俺はAをベッドに寝かせ、必要な物を探しかき集めた
『A?大丈夫、、じゃないよな。
熱を測らねばならん。す、少し捲るぞ。』
AはTシャツを着ていた為、体温計を入れやすい様に服を捲った
『(ヴッ、何かいけない事をしている気分だ…すまんA)』
何とか体温計を入れ終わり、冷えピタを貼っているうちに体温計が音を鳴らした
『38.7℃!?高熱じゃないか!
あ、連絡しなければいけないよな。
事務所は違うし、七種くんに連絡すればいいのか?いや、しかし連絡先は持っていないしな…
あ、巴なら七種くんと同じグループだし伝えてくれるだろう』
電話をかけると直ぐに出たようだ
「もしもし?この僕に何の様かな!?誰だね!」
『もしもし?巴か?俺は守沢千秋だ!』
「千秋くん?君が僕に電話だなんて珍しいね?何の様だね?僕は今鏡を見るのに忙しいね」
『すまん!実はAがレッスンルームに倒れて居てだな、今医務室に居るのだが38.7℃の高熱があるみたいなんだ
本当は副所長の七種くんに連絡しようと思ったんだが、連絡先を知らなくてだな
巴から来てくれる様伝えてくれんだろうか?』
・
369人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ワンタン | 作成日時:2022年1月29日 4時