過保護な学園長の娘は天才ちゃん【ツイステ】 (ページ35)

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32話ページ35

エース「いらねーっす！！ロザリアちゃん可愛くても平面なんでしょ？
あと多分Aの方が顔はいいし。」

ケイト「イケてるなら平たくてもいいじゃん。ちなみにそれはオレも思うー」

『顔“は”？』(二回目)

ケイト「ま、ポムフィオーレは顔面偏差値＆美容意識がハンパない連中ってことで。
寮長もフォロワー数500万人いるマジカメグラマーだよ。
Aちゃんもかなり顔のレベル高いからポムフィオーレかと思ったんだけど…」

トレイ「おいおい。顔面偏差値だけで話を纏めるな。
ポムフィオーレ寮は魔法薬学や呪術が優秀な生徒が多いのも特徴だ。」

ケイト「あはは、そーでした。んで、次はイグニハイド寮だけど…
青と黒の腕章のヤツ、このへんには座ってないな。
あそこの寮、なんかみんなガード堅くてオレも友達いないんだよね。
陽キャ揃いのハーツラビュルとは正反対ってゆーか？」

グリム「根暗が多いってことか？」

『おい』←

トレイ「確かに大人しい奴が多いイメージはあるけど。
魔法エネルギー工学とかデジタル系に強いやつが多い寮かな。」

デュース「あとは…ディアホニャララ寮ですっけ。」

『‪w』

エース「キリッとした顔で語尾を誤魔化してんなよ。ディアソムニア寮ね。」

デュース「か、噛んだだけだ！噛んだだけ！」

『微笑ましいな』

ケイト「ディアソムニア寮は…いたいた。あの食堂の奥の特等席に固まってるメンツ。
黄緑と黒の腕章が目印。あそかはなんつーか、超セレブっていうの？
オレたち庶民が話しかけづらいオーラ放ちまくりなんだよね。
寮長からして近寄りがたさMAXっていうか…」

『子ども…？が混じってますけど…』

トレイ「うちの学校は飛び級入学がアリだからな。
でも、彼は子どもじゃないぞ。俺たちと同じ3年生の…」

リリア「リリアじゃ。リリア・ヴァンルージュ。」

『！？』

グリム「コ、コイツ、瞬間移動したんだゾ！」

リリア「お主ら、わしの年齢が気になるとな？クフフ。
こんなにピチピチで愛らしい美少年のわしだが、
たしかにそこの眼鏡が言うように子どもとは呼べない歳かもしれんな。」

トレイ「ピチピチ…」

リリア「遠くから見るだけでなく気軽に話しかけに来ればよかろう。
同じ学園に通う学友ではないか。
我がディアソムニア寮はいつでもお前たちを歓迎するぞ。｣