花の都 ページ45
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名前side
数時間のフライトを終えてフランスに到着した。
シャルル・ド・ゴール空港で降りてタクシーを拾ってホテルに向かう。
さすがは花の都パリ。全く別の世界が広がってる。
建物も、植物も、人も。
日本では見ないものばかりだ。
けど私も七海先輩もそれっぽい風貌だし、あんまり違和感はない。
「J'arriverai bientôt.」(着きますよ)
ドライバーの人がそう言うと私と先輩は降りる用意をする。
ホテルに着いて荷物を中に入れるために一時解散した。
十数分後、先輩の部屋の扉をノックする。
名前『七海先輩。準備出来ました。』
私がそう声をかけるとすぐに部屋の扉は開いた。
七海「早いですね、どうぞ。」
名前『失礼します。』
先輩に続いて私も中に入る。
人目に付くため夜まで動かない方がいいと判断した私たちはホテルで最終確認を始めた。
七海「さて、任務内容を確認しましょう。」
今回の人形騒ぎの犯人で考えられるパターンは3つ。
1、呪詛師で傀儡系の術式が使える。
2、一般人が無意識に人形に術式を流していた。
3、最も考えたくないけど、呪霊が人間を操って今回の事件を起こした。
七海「そして犯人の居場所はココです。」
地図で確認するとノートルダム大聖堂から少し離れた旧協会。
当たりっぽいな。
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作者名:あおい | 作成日時:2021年2月25日 17時