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ジャンケン ページ46

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名前side
















名前『…もし人間だった場合は?』







七海「……尋問が可能ならお願いします。



万が一の場合は処刑許可が出ています。」






名前『了解です。』










犯人が誰の場合でも既に被害者は5人も出ている。




当然の状況だ。












詳細も確認してあっという間に日が暮れた。









ホテルを出て徒歩で目的地に向かう。







徐々に強くなる呪力の気配。






人間?呪霊?





複数体?それとも特級クラスが居るとか?



















七海「ココです。」










前を歩いていた七海先輩が足を止めて上を見やる。





高さ10m弱くらいのボロボロになった教会がひっそりと佇んでいた。
















名前『帳は?』








七海「街からかなり離れているので大丈夫だと思います。


それに無駄な消費を抑えたい。」








名前『分かりました。』














私が返事をすると七海先輩が扉に手をかける。











七海「行きますよ。」





名前『OKです。』













ゆっくりと開き私たちは中に入った。









まさに一寸先は闇。





持参した懐中電灯で照らして中を進む。






廊下の突き当たりに差し掛かると2人して足を止めた。












1本はこのまま中に伸びる道。





もう一本は地下に向かう道。







私は七海先輩にグーを突き出した。













名前『ジャンケンで決めましょ。』








そう言うと七海先輩は怪訝な表情を浮かべる。










七海「………貴方、最近五条さんに似てきましたよ。」






名前『えぇ…それは嫌です。』










失礼だな、あそこまで重症じゃない。(失礼)

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作者名:あおい | 作成日時:2021年2月25日 17時

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