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貴方side

『私の術式はね業炎呪法(ごうえんじゅほう)って言うの。私は勝手に業火の微睡みって読んでるけど。』




そう言って手のひらから炎を出した。




『ざっくり言うと炎を操る術式。呪力消費が1番少ないのが灯火。次に火の舞。そして炎の運命(さだめ)。炎を操るから、今日みたいに何か物体に纏わせたり、自由自在にできるの。』






虎杖「へぇ〜凄いんだな」






『そんなことないよ。悠仁くんも訓練を重ねればきっと強い術師になるよ。』






虎杖「へへ、そっか。俺頑張るよ。」







『うん!』







釘崎「じゃあ攻撃範囲は多彩なのね」





『一応…はね。まだ効率よくは出来ないから遠すぎると長時間は持たないんだよ。だから、近距離の方が向いてるかも。そういう野薔薇の術式は?』





釘崎「私は〜〜〜」


野薔薇は自分の術式を教えてくれた。
なるほど、じゃあ野薔薇は中距離もしくは遠距離向けか。






虎杖「はいはい!今度は梅のこと聞いていい?」





『うん、いいよ。』




虎杖「梅は五条先生と住んでたの?」





『ううん、五条家に居たよ。』





釘崎「梅はいつから呪霊を祓っているの?」





『うーんいつからだろう?家の方針的に呪霊を祓うのが当たり前だったから…。んー12くらいからかな?』






釘崎「そうなのね。」







虎杖「はいはい!じゃあ好きなものは?」








『甘いものが好きかな。あとは兄さん』








虎杖「へぇー五条先生のこと大切に思ってるんだな」








『うん…!私の優しい兄さんなの。』






その後たわいもない話をして。
気づいたら10時を指す頃合いになっていた。







釘崎「そろそろお開きにしましょ。」





『そうだね。明日もあるし。』




談話室の電気を消し寮に戻った。





________


そろそろ寝ようと思い自分の部屋に入ろうとした時







伏黒「梅強くなったんだな。前よりずっと。」




『褒めてくれてありがとう。 私、もっと強くなりたいの。兄さんの手助けをしたいから。』




そのためには二級から準一級にならなきゃ。




伏黒「強くなるために努力するのは凄いことだと思う。…だけど無理するなよ。」



恵は心配してくれてるのかな?



『ありがとう恵。無理はしないって約束する。』




伏黒「そうか、ならいい。」






恵は安心したかのように少し笑った。





『おやすみ恵。また明日ね』



伏黒「あぁ、おやすみ。」

《術式の補足》番外編→←・



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イム(プロフ) - ラウさん、ご指摘ありがとうございます。間違いが確認できた箇所は訂正させていただきました。作品を褒めていただいてとても嬉しいです(^ ^)これからも更新頑張らせていただきます! (2021年2月28日 13時) (レス) id: 70d759bca9 (このIDを非表示/違反報告)
ラウ - 悠二→悠仁です。おもしろいので更新頑張ってください。 (2021年2月28日 0時) (レス) id: fd7374c21d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イム | 作成日時:2021年2月15日 21時

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