あなたへ Ⅱ (ページ11)

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最後のレコーディングページ11

　
　
　
　
　
　
　
　
　
今日はOne Dayのレコーディング

PRODUCE 101 SEASON2でWanna Oneとしてデビューし、現在はAB6IXのメンバーとして活動しているイ・デフィさんが作詞作曲してくださった曲であるOne Day

歌詞の一つ一つが私たちのこの半年間の日々と重なっていて

この曲を歌えることが嬉しい

PRODUCE 101 JAPAN SEASON2の関係者のみなさんに感謝しかないな

寺尾「え、Aちゃん京都出身なんですか！？」

『え、逆に知らなかったの？』

蓮汰「Aちゃん大阪の方の方言が多いから知らない人多いですよ」

洸人「え！？A京都出身！？」

藤牧「反応遅い笑笑」

大夢「俺は知ってたよ」

『うん、私も大夢くん知ってた』

理人「俺も知ってたぜA〜」

『……』

柾哉「Aちゃん顔！笑笑」

理人「そんなあからさまに嫌がんなって笑」

田島「Aの番だよ」

『あ、了解です』

「A〜」とか変な声で言ってる奴は放っておいて

デフィさんとリモートが繋がってるレコーディング室に入って挨拶をする

『アンニョンハセヨ』
『橘Aイ厶ニダ』
『チャルプッタッケヨ』

デフィ「おー笑」「アンニョンハセヨ〜」
「イ・デフィイ厶ニダ」
「チョヤマルロチャルブタクドゥリゲッスムニダ」

こんな緊張するレコーディング初めてなんだけど

あ、でもレコーディングこれで2回目か

『一人ぼっちで I've been there before oh』

デフィ「おお、とても上手です」

『ありがとうございます』

デフィ「では次、いきましょう」

『Oh yeah 疲れたら休んでいいから』

『胸を張って踏み出そう』

順調に進んでいくレコーディング

フェイクも1発OKをいただいて

ありがとうごばいました、と部屋を出ようとしたら

デフィ「Aさん」

デフィさんに話しかけられた

まだなんかレコーディングするとこあったのか、私がどこか失敗したのか

不安になりながら画面の近くまで行くと

デフィさんは優しい笑顔、優しい眼差しで

デフィ「Aさん、どんな時でも自分と仲間を信じ続けてください」

『…………もちろんです』

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　