番外編 慰労会�� ページ40
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五条side
まずいまずい。
自分の鼓動で死んでしまう。
僕は一度会場を出て、ふーっと息を吐き、自分の胸に手を当てた。
ほんとこんなにドキドキしてんの僕だけなんじゃないかって思う。
Aは僕がスキンシップをしてもあまり顔色とか変わっていないように見えるし…
ドキドキさせたいと思って近づくとこっちがドキドキさせられる。
「…っんと、もう」
階段に座って頭を抱え、鼓動がおさまるまでそうしていた。
暫くが経って『悟』と声が聞こえて、僕はパッと顔を上げた。
月明かりに妖しく照らされる彼女が美しくて、また心を攫われた。
おさまってきていたはずの鼓動がまた鳴りだす。
「…ほんとに、Aは僕を殺す気なんだね」
『ふふっ、…なんでそうなるんだ』
Aは僕の隣に徐に座った。
こうしてみると、すごく華奢だ。
僕より全然。
それなのに、堂々としていて格好いい。
Aに対する想いは、恋情はもちろんなんだけど、単純に憧れや尊敬もあるんだろうな。
「ねぇ、A…」
『うん…？』
「僕がどれだけAのこと好きか…知らないでしょ」
『っ！！』
Aは大きく目を見開いて、一度目を逸らし、また僕の方を見つめた。
『…そう、だな…知らない。
だけど、きっと、私がどれだけ悟のことを好きかも、悟は知らないと思うよ』
今度は僕が驚く番だった。
「…っ！…やっぱり、Aの方が一枚上手だよね。
僕はずっとAにドキドキさせられっぱなしだよ…」
『私もしてるよ』
「え？」
『悟…今日は特別美しくて格好いい。
私も悟に綺麗だとか思われたくて…野薔薇に相談したんだ』
「っ！！」
なんなの、ほんと…
ほんとにわからない。
なんでこんなにも惹かれるのか。
僕は彼女を引き寄せた。
「…綺麗だよ、A
ほんと泣きそうになるくらいね」
『ありがとう………悟…？』
「…ん？」
『ほら、私の胸今ドキドキしてる』
「…！
ふふっ、たぶん、僕の方が鳴ってるからわかんないな、それは…」
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マニ。(プロフ) - 怜。さん» ✉️。有難うございます！そちらのボードの方に返事送りました！ボード返事待ってます！ (1月1日 20時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！私でよければ！ (1月1日 20時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 怜。さん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています (1月1日 18時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - みちゃきさん» コメントありがとうございます😭嬉しいです！ (12月11日 13時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
みちゃき(プロフ) - 番外編のお話楽しく読ませて頂きました。 (12月11日 8時) (レス) id: 11e4934a1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜。 | 作成日時：2023年11月3日 23時
