甘えなさい。2 ページ7
ピンポーン
「……だ、誰……」
フラフラしながら玄関に向かう。
ドサッ
「…痛っ……」
玄関の扉の前で倒れる。
起き上がれない私は必死に手を伸ばして鍵を開けてドアノブをひねって玄関の扉を開けた。
ガチャッ
「A!?」
あれ?
なんでトド松君?
私今日は来るの断ったはずなのに……
「やっぱり、来て正解。……A、隠してもすぐ分かるんだからね?」
つくづく嘘が下手な私だ。
『…ハァ、ハァ……トド松、君、帰っていいよ?…風邪、移っちゃう……』
「別にいいよ!自分心配するよりAの方が大事だからね!?」
『ごめん、ね。』
トド松君にお姫様抱っこされてベッドまで連れていかれる。
「とりあえず、お粥作っとくよ?あ、ゼリーがいい?」なんて言いながらどっちも用意してくれた。
「無理して食べなくていいからね?」
『うん……グズッ…美味しい。ありがとう。』
「そっか、良かったぁ。」
トド松君の作ったお粥はとても美味しかった。
けど気持ち悪すぎてそんなに食べれそうにない。
『……ん……』
「あ、無理しないで?残していいよ?」
お言葉に甘えて。
薬を飲んでウトウトしてきた私。
やっぱりお母さんとお父さんを思い出す……。
『…ん、で……の?』
「ん?」
『なん、で、お父さんとお母さん……私を、置いていくの…?…1人は嫌だよ……辛いよぉ……うぅ……グズッ…トド松君、も、離れていっちゃう、の?』
「……大丈夫だよ、A。Aは1人じゃないよ。僕が居るから。ずっとそばにいるから。1人になんてさせないから。だからもっと僕に甘えなよ。甘えていんだよ?」
最後に覚えてるのはトド松君が私の手を握ってくれた事……
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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。 - ヤンデレお願いします (2018年4月10日 2時) (レス) id: 5fcbc3fe70 (このIDを非表示/違反報告)
楽夢音(プロフ) - 梨里杏さん» 見てくださってありがとうございます!すごく嬉しいです!はい!任せてください!リクエスト、書きますね! (2017年6月14日 1時) (レス) id: bf585cdef5 (このIDを非表示/違反報告)
あずま(プロフ) - 楽夢音さん» ありがとうございます!!!!!!! (2017年5月30日 21時) (レス) id: 8ffed2b1da (このIDを非表示/違反報告)
梨里杏 - あの…リク私も良いですか?トド松がマフィアになって夢主ちゃんをSに調教するという感じの話はどうでしょう?なんか変なリクでごめんなさい!^^; (2017年5月28日 12時) (レス) id: c300e9891b (このIDを非表示/違反報告)
梨里杏 - 『好きです。トド松くん』いつも見てます!トド松の優しい所や少し過激な大人?な一面も見られて本当に素敵な小説だと思います!!これからも頑張ってくださいね♪ (≧▽≦) (2017年5月28日 12時) (レス) id: c300e9891b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楽夢音 | 作成日時:2017年1月9日 6時