第155話〈譲れねぇ〉 ページ10
赤「"泰山府君祭"(たいざんふくんさい)。安倍晴明が究極の目標だった反魂の術を研究する中で…並行して研究を続けていた術……」
竜「！」
『まさか……！』
赤「人を延命させる呪術じゃ。もしその呪術が完成していたと仮定したなら！お前らが見た男は…この「歴代当主」の絵の中の男に間違いないじゃろうのう…」
竜「……御門院家は晴明の遺した意志を守るためだけに存在し続けたという。その術が一子相伝の術として受け継がれていたとしても不思議じゃない」
てことは、
『……晴明だけじゃなく延命した子孫達も倒さなきゃいけない、ってことか』
淡「言うな、A…！！」
赤「け、血糖値が下がる……甘いもんでも喰わんとワシャやっとれん…奴らの力は計り知れぬ…ワシらのような古い妖は消されるかもしれんのう…」
＿＿＿＿＿イタク、淡島……本心は関わって欲しくない…ぞ……
おじいちゃんは震えた声で2人に言った。
『……消させないよ』
赤「…？」
『安心して。晴明達は私ら花開院とリクオ率いる奴良組が絶対倒すから』
私はあんみつの最後の一口を食べ、そう告げる。
赤「っしかし、」
『どうせ避けては通れない道なら突き進んでやろうじゃん』
何のために修行したんだ。
もう二度と、
"大事な人を失わないため"
だろ。
『私は大事な人を守るために、闘うよ』
リ「Aの言う通りだ。
たしかに御門院の力は底が知れねぇ。だが、俺の選んだ道の先には必ず晴明がいる」
赤「っ…」
リ「たとえそれが修羅の道だとしても…この道は絶対譲れねぇ」
(A、先に言っとくがお前は晴明と闘う時、前線には来んなよ)
(は？なんで？)
(……お前、すぐ俺達守ろうとすんだろ)
(当たり前じゃん)
(だからダメだ。竜二からもなんか言ってくれ)
(お前もう邪魔だから京に帰れ)
(てめぇがついてこさせたんだろーが(怒))
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printemps(プランタン)(プロフ) - 氷麗さん» あれ、そうだった！ありがとうございます♪ (2020年8月9日 14時) (
レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - 氷麗さん» そうですそうです！！可愛いですよね！！花開院竜二あんな顔してそんなこと気にしてるんですから……もう…その設定アザっすって感じですｗｗｗｗｗｗ (2020年8月9日 11時) (レス) id: 28518779ae (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - printemps(プランタン)さん» ちびなの気にしてる花開院竜二尊いです…いつも並ぶのが魔魅流くんですから……ｗｗｗ (2020年8月9日 11時) (レス) id: 28518779ae (このIDを非表示/違反報告)
氷麗 - 竜二が室内でも下駄履くのって、自分の身長気にしてるからなんじゃないんでしたっけ(((あれ日本語おかしい…？ (2020年8月9日 9時) (レス) id: 0b4aa008b9 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - 確かに下駄ダメだわ… (2020年8月9日 6時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くうはく | 作成日時：2020年7月17日 20時
