第185話〈真っ黒なその女〉 ページ40
引き続き竜二side
声が震えた。
らしくもねぇ。
………何言ってんだ、アイツは無事だ。何より今は奴良組にいる。
馬鹿な考えはやめよう。
なのに、
どうしても嫌な予感が拭えない。
天「む……？
………あぁ！そういえば…あの小娘の名は花開院A、だったな。まさか…………"妹"、とか言うんじゃないだろうねぇ？」
竜「…っ……！」
天「カッカッカッ！！そうかそうか！！それはいい！！今頃、小娘なら晴明様にかわいがって貰ってるんじゃないか？…………檻の中でなぁ」
竜「ってめぇ……！！！！」
天「隙あり」
魔「うぐぁぁああぁぁあ！！！！」
竜「魔魅流！！！！」
これじゃあ、魔魅流が感電しちまう…！！
助けに行こうとするが、
天「カーッカッカッ！！そこを動くな！！お前たちも僕の封印の上にいることを忘れるな！臨床実験と言っているだろう！！
＿＿＿＿＿＿京は……ここに堕ちた！！」
魔「負けることは…命令されていない」
竜「魔魅流！！」
天「は、はなせ…くそ！こいつ…化け物か！？」
魔「竜二…今だ…」
すまねぇな、魔魅流。
…………無理させた。
だが、
"狂言"
竜「狂言は猛毒の水…身をカモフラージュするためにまとっている…残念だったな。冥土に送葬られるのは……お前の方だ」
これで、やったと思った俺は甘かった。
天「僕も粘液をカモフラージュに使う。だからよく知ってる。
終わりだ………花開院」
いつの間にか俺の背後に回り込んでいた天海。
これは…っ……
＿＿＿＿＿＿＿…もう、
と思った時。
ドシュッ！！！！
尻尾のような何かが大地を削る。
「妾はどこに向かうか…行く当ても定まらぬ」
天「貴様は…！！」
「そう思ったとき、最初にお主のことを思い出した」
真っ黒い髪。
真っ黒い服。
全身が真っ黒なその女は、
羽「よく留守を守ってくれたようじゃな。まずは…お前たちに会いに来たぞ、狂骨………」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿羽衣狐。
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printemps(プランタン)(プロフ) - 氷麗さん» あれ、そうだった！ありがとうございます♪ (2020年8月9日 14時) (
レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - 氷麗さん» そうですそうです！！可愛いですよね！！花開院竜二あんな顔してそんなこと気にしてるんですから……もう…その設定アザっすって感じですｗｗｗｗｗｗ (2020年8月9日 11時) (レス) id: 28518779ae (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - printemps(プランタン)さん» ちびなの気にしてる花開院竜二尊いです…いつも並ぶのが魔魅流くんですから……ｗｗｗ (2020年8月9日 11時) (レス) id: 28518779ae (このIDを非表示/違反報告)
氷麗 - 竜二が室内でも下駄履くのって、自分の身長気にしてるからなんじゃないんでしたっけ(((あれ日本語おかしい…？ (2020年8月9日 9時) (レス) id: 0b4aa008b9 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - 確かに下駄ダメだわ… (2020年8月9日 6時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くうはく | 作成日時：2020年7月17日 20時
