第148話〈遠野探索、開始〉 ページ3
ちなみに氷麗は昼リクオと一緒に電車に乗っている。しかし、日が落ちて夜リクオに変身したリクオはどうやら走るらしい。ってことは氷麗も行かざるをえない。ご愁傷さまです。
妖怪のプライドってのも大変だなぁ、なんて遠目に見ていると近づいてくるリクオ。
腕を引っ張られ立ち上がったと同時に、
背中に乗せられた。
『………は?』
リ「行くぞ」
『は?……………って、ちょ、なんで!?なんで私までぇぇええ!?』
え、なに!?まさか火黒と張り合ってんの!?
なんで!?リクオが火黒のことライバル意識してる理由がわからん……!!
おろせぇえぇえ!と暴れるも離していただけない。暴れれば暴れるほど強く掴まれる。
リクオの野郎……っ………ぜってー許さねぇからなぁあ…!!?(絶許)
竜「………嫉妬剥き出しじゃねぇか。なんであれで気づかねぇんだ……ウチのバカ妹は」
.
下ろしてもらえた瞬間リクオに飛び蹴りをくらわす。痛がってるがそんなの知らん。まじで電車で行く数倍疲れた。
辿り着いたのは遠野。
なんでもぬらりひょんさんから赤河童さん(?)に御門院(ごかどいん)について聞いてこいと言われたらしい。
ちなみに御門院というのは安倍晴明の子孫。あの日、リクオ達が探していた圓潮は山ン本さんを裏切り御門院と手を組んでいた。
そんで結果的には、逃げられた、と。
(………まさか、そこと繋がってるとはねぇ)
ぼーっと考えている間にどうやら話は纏まっていたようで、気づけば淡島達が歓迎してくれていた。
竜二は妖怪の里に泊まるのを嫌がっていたが仕方がない。嫌なら野宿でもしてろよ、なんて心の中で悪態をついていると、急に腕を引っ張られる。
その正体は雪女の冷麗。
無理矢理、温泉に連れていかれそうになったので『ちょ、まった、私今そんな気分じゃない…!(まだちょっと酔ってる)ごめんな冷麗…!』と氷麗を生贄にしといた。尊い犠牲でした(合掌)
温泉を回避した私はリクオ達について行く、
フリをして、そっと遠野探索を開始するのだった。
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printemps(プランタン)(プロフ) - 氷麗さん» あれ、そうだった!ありがとうございます♪ (2020年8月9日 14時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - 氷麗さん» そうですそうです!!可愛いですよね!!花開院竜二あんな顔してそんなこと気にしてるんですから……もう…その設定アザっすって感じですwwwwww (2020年8月9日 11時) (レス) id: 28518779ae (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - printemps(プランタン)さん» ちびなの気にしてる花開院竜二尊いです…いつも並ぶのが魔魅流くんですから……www (2020年8月9日 11時) (レス) id: 28518779ae (このIDを非表示/違反報告)
氷麗 - 竜二が室内でも下駄履くのって、自分の身長気にしてるからなんじゃないんでしたっけ(((あれ日本語おかしい…? (2020年8月9日 9時) (レス) id: 0b4aa008b9 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - 確かに下駄ダメだわ… (2020年8月9日 6時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くうはく | 作成日時:2020年7月17日 20時