18話~否定が出来ない~ ページ19
ジェイド先輩が優しく頭を撫でながら聞いてきた
貴女「身元不明の新入生の身元を割り出してたんです〜……」
ジェイド「成程、Aのユニーク魔法は探し物にはうってつけですからね」
貴女「うぅー……」グリグリッ
ジェイド先輩のお腹に頭をグリグリと押し付ける
めっちゃ疲れた、本当に疲れたぁ
学園長には首根っこ掴まれてあちこち連れ回されるし
毛玉のせいで焼き魚になりかけるしぃ
リリア先輩にはおちょくられるし
学園長にはまた強制連行さるし?
もうやぁだ、体バッキバキだよ
貴女「うあぁぁぁ…………お風呂、入らないと………めんどくさぁい………嫌だ………」
ジェイド「そうとう頑張ったんですね、A
歓迎会は、まだ行われていますがどうしますか?」
貴女「うぅん………出るよ、これでも歳は一緒だけど留年した先輩なんだし……」
ジェイド「そういうと思いまして、今寮服を持っていますのでどうぞ」
貴女「…………ジェイド先輩って準備が良すぎて怖い時ある〜」
ジェイド先輩から離れてソファから立ち上がって寮服を受け取る
私の寮服は上は皆と同じだが下は黒いスカートになってる
ソックスベルトに黒い靴下、靴はヒール無しのピアノ靴
以下にも女子って感じなんだよね
________________
ワイワイガヤガヤ
貴女「うーわぁ……オクタヴィネル寮にもこんな騒がしい空間ってあるんですねぇ、私初めて知りましたよ〜」
ジェイド「それ、去年も言ってますよ」
貴女「あれ?」
寮の中庭で開かれている歓迎会を壁からこっそり顔を覗かせて見る
いくらオクタヴィネル寮生だからと言ってもまだ学生
やっぱり騒ぎたい時は騒ぎたいんだろうなぁ
ジェイド「取り敢えず中に入りましょうか、じゃないと食べたいものも食べれませんし」
貴女「そうですね〜……ん?」
ジェイド先輩の言う通り参加しようと前に出ようとしたら横からジェイド先輩が手を差し出してきた
ジェイド「…はぐれては行けないでしょう?
もしへんな輩に絡まれてでもしたら大変ですし、ぶつかって飲み物をぶっかけられたら更に大変です
さ、お手を」
貴女「ドジだからぶつかりそうなのが否定出来ない……」
差し出されたジェイド先輩の手の上に自分の手を重ねた
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鹿野ユズナ(プロフ) - になってましたよ (2020年5月7日 19時) (レス) id: 6c05b173a1 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野ユズナ(プロフ) - 37話、フロイド→フリード (2020年5月7日 19時) (レス) id: 6c05b173a1 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 面白い続きが気になる (2020年5月1日 8時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
たけぐし - めっちゃ面白かったです!更新頑張ってください! (2020年4月28日 19時) (レス) id: f53a47f0ef (このIDを非表示/違反報告)
あやねっち - 更新楽しみです! (2020年4月28日 18時) (レス) id: a393e3772d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2020年3月29日 13時