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4話~慣れてらっしゃる~ ページ5

「A」






「可愛いA」








貴女「……………」







「A……大丈夫、ほら、こうすれば怖くないだろう?」








貴女「お父さん、怖いよ………」








真っ暗だよ、何も見えなくて……手も足も重くて動かせないよ






「大丈夫、直ぐに終わるよ………直ぐにAも俺も幸せになる」









貴女「幸せ?………なら、見せてよ…幸せなら」









幸せになるのなら、別に見てもいいじゃん…目隠しを外して……?



ねぇ………お父さん





今度はいったい何時なったら外に出られるの?
 
 

 
 

 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「Aちゃん、Aちゃん









今、君の手を握っているのは誰か……分かるかい?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 



 
 

貴女「………先生、寂雷先生」







寂雷「……うん、ちゃんと見えてるね」








瞬き一つすれば、いつも見てるような光景が見えてくる





目の前にはこちらを向いて微笑みながら私の手を握る寂雷先生




そして後ろには







銃兎「ちゃんと寝てますか?何か…前よりも隈酷くありません?」




独歩「最近上司が前より残業増やしてくるんです……」



伊弉冉「全く大変だよねー!!ご飯作り置きばっかだよ〜」









何故いる三十路手前3人組




そして何和気あいあいと話している



ポリ公、貴方は患者じゃないんですから外で待っててくださいよ



というかなんで人が診てもらってる時に入ってきてるんですか?あれですか?




私如きには結局プライバシーも人権も微塵ですら存在しないという事かな?









伊弉冉「AちんAちん!!」




貴女「ひっ?!……あっ何?一二三くん…」




伊弉冉「今週末海行こ!!」




貴女「うん唐突だね?何で?」







突然後ろから一二三くんに抱き着かれて、思わず肘を繰り出しかけた









銃兎「さっき話していたら丁度今度都合よく私達の休みの日が一緒だったので



折角の季節ですし別荘でも借りて海にでも行こうという話しなったんですよ、勿論貴女も同伴です」





貴女「うわ………独歩さんと一二三くんならまだしもポリ公と海…?」







ポリ公がいたら入水で死ねない……





銃兎「体温調節出来ないせいで途中でぶっ倒れても知りませんよ?」



貴女「よろしくお願いします」



銃兎「フッ…」





独歩「慣れてらっしゃる……」

5話~高い飴ちゃんと熱~→←3話~開いた口が閉じない~



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(プロフ) - 続き楽しみです! (2020年8月15日 10時) (レス) id: 28ee4bfc20 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - 夢主ちゃんのイラストが見れないです... (2020年8月7日 21時) (レス) id: 5d86928a65 (このIDを非表示/違反報告)
讃良(プロフ) - oh...銃兎さんぶっ壊れとる…!とても面白かったです!更新待っております。 (2020年8月3日 22時) (レス) id: 0970343196 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ(プロフ) - リクエストありがとうございます!遅れてすみません…銃兎さん過保護すぎて最高ですね!?あと夢主ちゃんかわいい……これからも応援してます!! (2020年7月17日 18時) (レス) id: 7ff6de5a8e (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - ゆっぴさん» 分かりました!!いつも見てくださりありがとうございます!見てくれる人がいるならもっと更新頑張らないとですね!笑風邪ひいた時の保護者兎さんがどんな反応するのか作る自分でも今から少し楽しみです! (2020年6月29日 20時) (レス) id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2020年6月24日 18時

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