【忍たま】団子屋の山サバイバルで育った野生っ娘の楽しい日常録

18話~改めて名乗り合い~ ページ19

 


 
 
土井さんにそのまま支えられながら今の中に入る



 

中には既に本当に数人集まっていて、皆土井さんより若く見えるし庄左ヱ門君もいる、色は違うが皆は同じ忍び装束を着ている




 

 

土井「改めて、忍術学園より代表で来ました


 
一年は組教科担当 土井半助です


 

そして右から


 


一年は組の猪名寺乱太郎、黒木庄左ヱ門……この二人は知り合いらしいから詳しい説明はしなくても大丈夫かな？


同じく一年は組の皆本金吾、まだまだ未熟だけど剣術を身に付けている


 
そして五年い組の尾浜勘右衛門と久々知兵助、上から二番目の学年で二人ともとても優秀な子だよ


 
最後に六年ろ組の七松小平太だ、最上級生で少し……いや結構かなり奇行が目立つし有り余るパワーがあるけれど優しいから安心して下さい



 


 
私を含めて皆は学園長に送られた助けの文によって君の元に来た少数精鋭だ、もう大丈夫



安心しなさい」





 


そう言うと土井さんは私の手を握っていた手を離して、頭に優しく置いた



 


あ………いつもの、土井さん……



 

 

日常で見ていたいつもの優しい笑みの土井さんだ




 



 

 

貴女「っはい……はい、ありがとうございますっ…ほんとに、本当に…！」




 

熱くなりボヤける視界を袖で拭い頭を下げる



 

これでおじ様とおば様を助けられる、見つけられる


 

この長閑で賑やかな村に起こった真相を突き止められる、何故私だけ取り残されたのか




おじ様とおば様は何かが起こるのを知って早朝にわざわざ出掛けたのかも気になる、疑う訳では無いけれど


 
……何としてでも全て丸く収めてやる





 


 

 
土井「………半戸さん」


 

貴女「…？」


 

土井「私は………私は学園長から文の事を聞いていてもたってもいられなくて自ら立候補したんだ」


 

貴女「え？」


 


 
土井「大切な友人の危機となればどこへでも駆け付けるさ、こう見えても結構焦っていたんだよ？ここに来る前は


 
だから、こうして君が無事に居てくれて本当に良かったよ」



 

貴女「……ありがとうございます、まさか土井さんが来るとは思いませんでしたよ


 
勿論、乱太郎君と庄左ヱ門君も」




 
二人「「えへへ…」」


 



 


 
久々知「良い雰囲気」


 
尾浜「すんごい蚊帳の外感」


 
七松「村の様子とは正反対だなぁ！！」


 
金吾「土井先生凄い嬉しそう」

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