【忍たま】団子屋の山サバイバルで育った野生っ娘の楽しい日常録

17話~次から次へと新情報~ ページ18

 



 


 
まだ上手く状況が飲み込めてない気がするけど、多分こういう事だよね？




大川平次渦正殿は忍術学園という乱太郎君達が通ってる学園の学園長という実はかなり凄い人で


 

面識が無いにも関わらず、突然手紙を寄越した私の元に数名寄越した、ということでいいんだよね？






 

 

何となく、頭を出来るだけフル回転させて頭を冷ますために顔を横に向ける



 
すると開けっ放しの窓からは月が見える



 


 
通りでやけに暗いわけだ




 


 

もう夜……そしておば様とおじ様の声が聞こえないということは矢張り戻ってこなかった




 

 
久々知「立てますか？」



 
貴女「あ、はい……すいません」



 



壁によりかかって何とか立ち上がろうとすると背中に手を回して腕を支えて立ち上がらせてくれる久々知さん


 
綺麗な顔の割に手がガッシリとしていて、改めて男性だと思い知らされる





 

 
乱太郎「取り敢えず下に戻りましょう？皆待ってますから！」


 

貴女「皆…？」



 

久々知「半戸さんの為にここに来たメンバーです」




 

 
貴女「………大変、お茶出ししないと！」



 

乱太郎「んだァァ〜ッ！？んもぉこんな時にまで接待ですか！？大丈夫ですよAさん！」



 
貴女「で、でも……ね？今家主がいない分私がしっかりお客様をもてなさないと」


 

乱太郎「緊急事態には緊急事態の対処！ですよ！」




 

 
そ、それはそうだけど



 



渋々乱太郎君の言う通り階段をおりて台所の方には向かわず、大人しくその人達がいるらしい居間まで行く



 
凄い、監視の目が凄まじく鋭い……乱太郎君



 


 


 

 

ｶﾞﾀｯ



 


 


 


 

 
土井「半戸さん……っ！！」




 

 
貴女「？！ど、土井さん！」




 

土井「君から手紙が来たと学園長から聞かされた時はどうにかなりそうだったけれど……無事で良かった！」




 


 

黒の装束に身を包んだ土井さん、いつもの烏帽子でも水色と白の着物でも無くて全身が黒の忍び装束


 
今の襖が一人でに開くとそんな土井さんが出て来てこっちに駆け寄り私の手を取り、大きく一息ついた



 

 

 

貴女「奇縁……とはまさにこの事…ですね」



 

土井「えぇ本当に……まさかお爺様が学園長のお知り合いだったとは」


 

 
貴女「……また情報の処理で倒れそう」



 

乱太郎「んぇ！？」

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