42話 ページ43
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左右田「ソニアさん!ソニアさんと呼んでいいですか!
いやっ、呼ばせて頂きますよ!
…あんなヤツに同情なんか必要ないですって。
どうせ、モノクマとグルなんですから。」
九頭龍「ヌイグルミの事はいいからよ…
それより"あの時計"はなんなんだ?」
十神「不気味だろう…?
誰がどうやって"たった一晩"で、あのオブジェを設置したんだろうな?」
日向「うーん…想像も付かないな…」
「この島がアニメやゲーム、漫画で作られた世界みたいく技術が発展してるとことかだったらありえるのかもしれないけど…
そんな感じもしないし、そんなこともありえないだろうね。」
花村「つまり、リアリティーがない!
それって致命的だよね!」
十神「だが、想像も付かないのはそれだけではない…
この島で起きている事は、俺達には想像も付かない謎だらけだ。
たとえば…俺達17人はどうやってこの島に連れて来られたんだ…?」
ほんと…謎だらけ…何でこんなことに巻き込まれなきゃいけないんだ。
左右田「メンドクセーから考えないようにしてたけど…確かに謎だよな。」
十神「謎はまだあるぞ…
リゾート地として有名なはずのジャバウォック島が、どうして無人島になってしまった?
この島には観光客はおろか島民さえもいない…
そんな事が本当に可能なのか?」
もしかしたら、ジャバウォック島に似た島であって本当はただの無人島なんじゃ…?
田中「おごる文明は没落する運命にある…
無は有に…そして有は無に…」
罪木「滅びちゃった…んですかぁ?」
ソニア「文明というのは果実とよく似ています。
成熟したのち必ず腐敗してしまうのです。
裕福になれば民業が凝り固まります。
官僚主導となり、自然と老人の力が強くなっていき…
結果、既得権並が力を持つ保守的な風潮に陥り、そして新しい革命の芽を潰してしまう…
…悲しい風潮です。」
小泉「んー、難しい事はよくわかんないけど、なんな違う気がするんだよね…」
西園寺「単純にさ…あのモノケモノを使って、島民を皆殺しにしちゃったとかじゃないのー?」
弐大「そんで、無人島になったかぁ!?」
十神「その可能性はあるかもしれんが…確かではない。
結局のところ…謎は謎のままだ。」
澪田「ぐぎぎぎぎぎぎぎ…!
なんか謎だらけじゃないっすか!」
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作者名:雪猫 | 作成日時:2017年8月26日 5時