40話 ページ41
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皆より遅くに出た私が当然最後に着くわけで。
十神「…どいつもこいつも痩せている割に遅いぞ。」
なるほど…動けるデブってわけか…
それはそれで…
ソニア「というより…十神さんが早すぎるんですって。」
左右田「こ、こいつって…動ける方のデブだったんだな…」
終里「で…ここに何があるんだよ？」
十神「何があるか…だと…？
フン…まだ気付かんとは…やはり、お前達は間抜け揃いだな。」
…？
十神の言葉にイラつきながらも公園を見渡して、ある一点に目を向けた。
ぼのぼのとした公園のど真ん中に置かれた、違和感丸出しの物体…
タイマー…？
日向「時計みたいだけど…でも違うよな？
何か…カウントダウンをしてるみたいだぞ…！」
小泉「これって…前に来た時もあったっけ？」
弐大「否ッ…見んかったはずだぁ…！」
十神「今朝…改めて島の中を見回っている時に見つけたんだ。
いつの間に設置されたかは…不明点だ。」
…昨日見た時はなかったはずだから…
私達が寝ている時間帯に設置されたとか…？
いや、でもそれにしても一晩でこんなのが設置できるとは考えられない…
辺古山「あのモノクマが設置した物のようだが…
…このカウントダウンは何を意味しているのだ？」
澪田「うーん…心当たりすらないっすね。」
花村「ンフフ、まーた訳のわからない物が出て来たみたいだね…
でも、ぼくには関係ないかな。だって何も信じてないからね。」
弐大「もしや…爆弾ではあるまいな？」
左右田「ばっ、爆弾んんんッ！？」
十神「島を爆発させるのが目的ならすぐにやるはずだ。
わざわざカウントダウンする意味がない…」
罪木「だったら…何をカウントダウンしてるんですかねぇ？」
「そもそも、島を爆発するためじゃなくて、他に理由があったりするんじゃない？
このカウントダウンが０になる前に殺人をしなかったら爆殺させるとか…」
左右田「ぶ、物騒な事言うなよッ！」
澪田「そ、それが本当だったらやばくないっすか！？」
日向「それじゃあ、強制的に殺人をしろって言ってるじゃないか！？」
「ただの推測だからあんまり間に受けないでくれる？」
終里「それにしても…謎だな。」
モノミ「…謎でちゅね！」
ソニア「きゃあっ！」
モノミ「きゃああああ！」
急に出てきたモノミにびっくりしたソニアさん。
ソニアさんの叫び声にびっくりするモノミ。
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作者名：雪猫 | 作成日時：2017年8月26日 5時
