39話 ページ40
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十神「では、今度こそ本題だ…
俺からお前達に"見せたい物"がある。」
日向「…見せたいもの?」
十神「中央の島にある"ジャバウォック公園"だ…付いてこい!」
一方的にそう言うと…十神は脚を踏み鳴らしながら、レストランを後にしてしまった。
日向「や、やっぱり…強引だな…」
小泉「あーぁ…リーダー選びに失敗したかもね…」
そんな風に文句を言いながら、みんなは十神の後を追ってレストランから出ていった。
私もみんなの後を追うようにレストランを出た。
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大きなモニターがある部屋に一人の女性がいた。
女性は大きなモニターの前にただ立って、目の前に映し出されている17人の高校生達が話し合っているとこを見ていた。
?「A…」
?「どうして…モノクマがッ!
"江ノ島盾子"は"あの時""死んだはず"なのにッ!!
あの時、"私達"の前でおしおきをされて死んだはず…どうして…?」
?「それに"プログラムの世界"なのになんで!?江ノ島はもうこの世に"存在しない"はずなのに…
どうやって、"希望再生プログラム"に入った?
考えろ…じゃなきゃ、Aや凪斗や先輩達が…!」
?「…これでまた殺し合いが起きてしまったら、被害者とお仕置きされた人達が脳死になってしまう…止めなければッ!」
すると突然、部屋に光が差し込んだ。
部屋の中はモニター以外、何も明かりは付いてなかったから暗かった。
その光はドアが開いて入ってきた光によるものだった。
?「_____?何やってるのかしら?」
?「____ちゃん…私どうしたらいいのかな…」
?「"絶望の残党"…いや、先輩達の件はあなただけの責任じゃないわ。
希望再生プログラムに江ノ島が入ってくるなんて、誰も思ってもなかったわ。
そして、江ノ島を希望再生プログラムに侵入させてしまったのも私達全員の責任よ。
もっと厳重にしとけばよかった。」
?「…_____ちゃんの才能は今の世界に役に立つから羨ましいや。
私の才能なんて、今の世界には役に立たない… Aや凪斗、先輩達を助けられない…ッ
それがどんなに苦しくて辛いか…」
?「今は才能なんて関係ないわ。
私達は"未来機関"。今自分に出来ることをやっていけばいいじゃない。
先輩達の事は今でも____君が調べてくれてるわ。
彼からの連絡を待つしかないの。」
?「私は絶対また…
Aと凪斗に会うんだ___________」
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作者名:雪猫 | 作成日時:2017年8月26日 5時