19話 ページ21
.
七海「そうかな?意外とカワイイと思うけど。特に耳がウサギに似てるトコとか…」
ウサミ「まぁ、ウサミって言うくらいだから、ウサギでちゅよね!」
あーあ。砂浜にウサミストラップがすてられちゃったよ。
あ。私は捨ててないよ?結構気に入ったしね。
コテージの鍵にでも付けとこうかな。
ウサミ「ちょっと!ゴミで自然を汚しちゃダメ!」
自分でゴミって言ってるし…
澪田「ゴミって言っちゃってるじゃないっすか!」
ウサミはしょんぼりとストラップを拾い集めると、寂しそうな顔を私達に向けて言った。
ウサミ「うぅ…せっかくもう1つプレゼントを用意したのに、そんなに悪い子だとあげたくなくなっちゃいまちゅ…」
辺古山「…ん?まだ何かあるのか?」
ウサミ「ま、ウサミストラップに比べたら、全然大した物じゃないんでちゅけど…
あのね"動機"を用意したんでちゅ。」
動機…?
日向「ど、動機…?」
ウサミ「そ、ミナサンが仲良くなる為の"動機"でちゅ。
せっかく南の島に来たんだし、それっぽい事をした方がいいかなーって。」
南の島だから、海で遊ぶとか…?
終里「…なんだ?お楽しみパーティでもやんのか?」
ウサミ「ピンポーン!」
ソニア「お祭りですか?では、お神興ですかね?わぁ、素敵です!」
花村「ところで、ソニアさん…ぼくの下半身が毒で腫れてしまっているので、お口で吸い出してくれると非常に助かるのですが!」
狛枝「ちょっと!花村クンってば!」
ソニア「下半身ですね。わかりました。」
「えっ?」
ここまで純粋だったのね…
狛枝「ソニアさんもわかっちゃダメだって!」
「…花村君には近づかないようにするね。」
花村「ええ!?そんなぁ!」
花村君は私にそんな事を言われたのがショックでがっくりしている。
澪田「南の島でお楽しみパーティーって言ったら、やっぱ、バーベキューとかっすかね?」
南の島って言ったら海なんじゃ…?
小泉「あ、キャンプファイヤーもいいかもね。」
西園寺「みんなでツチノコ殺そうよー!」
流石あんな風に蟻潰してただけあるよね…
左右田「見つけるだけじゃ飽き足らねーってか!?」
ウサミ「ミナサン、様々なご要望があるみたいでちゅけど、海と言ったらまずは…
ほーら!やっぱりこれでちゅよね!」
狛枝「…スイミングバック?」
ってことはやっぱり海関係なのね…
.
久しぶりの更新です。
80人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪猫 | 作成日時:2017年8月26日 5時