ホソクヌナ (ページ15)

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温かな香りページ15

YT「テヨン結構Aさんについて検索してたんですよ～」

ユタくん？に素敵な笑顔を向けられながら言われる

TY「や！やめろよ～」

と恥ずかしそうに笑顔を作りながらユタくんに抱きつくテヨンくん

うわ、テヨンくん、笑うと可愛いな
すごいギャップ…

JH「あ、Aヌナ、用事大丈夫ですか？」

「あ！！そうだった！！！行かなきゃ！！！」

TY「ちなみに用事っていうのはホソク先輩にですか？」

ギャップのあるテヨンくんが大きくてクリクリの瞳で見つめてくる

「そうです！ホソクに会いに行かなきゃ！楽屋どこだろ…」

JH「僕！防弾少年団先輩の楽屋まで送ります！」

ジェヒョンくんが元気よくはい！と右手をあげた

TY「なんでジェヒョンが！それなら俺が！」

JH「だって僕が怪我させちゃったし！それにまだヌナと一緒に…」

ん？なんて？？？？

YT「はいはい、じゃあみんなでいこうな？他の人の目もあるし、な？」

ユタくんが決まり！と手を叩く

「じゃあお願いします(笑)」

自然とテヨンくんが支えてくれて(全然自分で歩けるのに)楽屋を出て話をしながら歩く

「そういえば皆さん歳いくつなんですか？」

JH「テヨンイヒョンとユタヒョンが95年生、僕が97年生です～」

YT「Aさんはいくつですか？ジェヒョンが勝手にヌナとか呼んでるけど(笑)」

「わたしは92年生です、みんなより年上ですね～」

最近のアイドルはもう97とか98が普通だから92とかはあんまりいないかな？とか考えていると

TY「Aヌナって呼んでもいいですか？」

テヨンくんが覗き込むように見てきた

「はい！わたしもそっちのほうが気楽かも(笑)」

JH「ヌナ～ヌナ～ヌナ～？？」

「なんですかジェヒョンくん(笑)」

JH「呼んだだけです！えへへ」

なんだこの可愛いわんこは！！
軽率に母性本能擽られた！！

YT「Aヌナおそらく考えてること表情に出てますよ」

「えっ」

YT「なんだこの可愛いわんこはとか考えてません？」

「えっっ」

YT「いや図星かい！」

「突然の日本語！！」

これが日本のお笑いか(違う)

なんだかユタくんはどこかホソクっぽい感じがする

年下だけど時々年上っぽいというか、なんというか

TY「ヌナ」

呼ばれたと同時に抱き寄せられる

ふわっと香りがした

温かな香り

すぐ横をスタッフさんがバタバタと走っていった

TY「危ないから気をつけて」

わたしの耳元でテヨンくんの声が響いた