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甲斐「俺らは3人で

今男子トイレにいるアイツを足止めする

そんでお前らとAは

準備室の方に行って確認して来い」

里見「待ってくれ

Aはまだ本調子じゃないんだ」

甲斐「そうなのかA」


確かに本調子ではないが...

本当に中尾くんが死 んだのか

その真相を知りたい...


A『大丈夫だ

まだ全快とは言いきれないが

皆の護衛くらいは任せてくれ』


また、
中尾くんのような犠牲者を出さない為にも...

次こそは皆を守る為にも


A『だが、約束してくれ甲斐くん』

甲斐「あぁ?」

A『誰も怪我をせず

無事に戻ってくると...

それは柊先生も含めて』

甲斐「なんでアイツもなんだよ」

A『私はまだ

柊先生に聞かなければならないことがある...

それに...いや、何でもない』


私は、
柊先生が全部が全部悪いとは思えなかったから


A『とにかく、怪我だけはしないでくれ』

甲斐「...わかったよ」


ほっと安心する


A『〜っ、ちょっ』


指と指の間をなぞるように触れられる

辞めて欲しくて須永くんの方を見る


須永「何?」

A『えっ....えっ...?』


何って手だろ手

さも当然のようにこっちを見やがって


石倉「お前ら

いい加減イチャイチャすんの辞めろよな」

須永「なんの事?」

石倉「手だよ手

いつまで握ってんだよ」

須永「あっ、バレてた?」


そう言って須永くんは握っている手を前に出した


須永「Aが不安そうな顔してたから

安心させようと思って」

A『してない!

してたとしても、もういいだろ』


そう言って振りほどく


甲斐「なんだよA不安だったのか」

A『...別にそんな事はない』

甲斐「安心しろ

昨日みたいな目にはもうあわせねぇ」

A『...甲斐くんそんなことも言えたんだな』


頭を乱暴に撫でる手が

...横暴な言い方だが

素直に嬉しかった


石倉「まぁでも

Aは守られるようなやつじゃねぇよな」

A『そうだな

守られるだけじゃダメだ

皆を守る立場になるんだ』


胸の前で拳をギュッと握る


石倉「嫌味が通じてねぇ...」

須永「あんまりAを男扱いしないでね

Aだって立派な女の子なんだから

さっきだって可愛い声出てたしね(笑)」

A『それは須永くんのせいで...!!

....須永くん、実は意地悪なのか?』

須永「特定の子限定でね」

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設定タグ:3年A組 , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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千春(プロフ) - ミキさん» ありがとうございます(*´ ˘ `*)これからもっと柊先生と絡ませていけるよう頑張ります!!応援ありがとうございます (2019年2月7日 20時) (レス) id: e043213a0c (このIDを非表示/違反報告)
ミキ - 柊先生との絡みが(続きが)気になって仕方ありません。続き楽しみに待ってます!頑張って下さい! (2019年2月7日 16時) (レス) id: e3d98ede99 (このIDを非表示/違反報告)
千春(プロフ) - 星隠れの里さん» 申し訳ございませんでした。ご指摘ありがとうございます。 (2019年2月4日 16時) (レス) id: e043213a0c (このIDを非表示/違反報告)
星隠れの里(プロフ) - この作品はオリジナル作品ではないのでオリジナルフラグは外して下さい (2019年2月4日 15時) (レス) id: 328d0213e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千春 | 作成日時:2019年2月4日 12時

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