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〜 ゆき side 〜
結局昨日は3人と話さなかった。
小さな怒りともやもやは消えないまま。
電話して事情を聞こうかな、と思ったけどそんな勇気はなくて…
いやーな気持ちを抱えたまま、朝を迎えました。
今日、大丈夫かなぁ…
教室の扉がいつもより何倍も重たく感じる。
「おはよう、」
いつものように挨拶をしたつもりだけど、声のトーンが低くなってしまった。
A「おはよ、ゆき」
シルク「はよー」
マサイ「おはよ。あのさ、この前話した遊園地の話してたんだけど…」
あれ…？なんで今日はこんなに仲いいの…？
あ、普通に振る舞わないと…
「あ、そうなんだ。行きたいよね、遊園地！」
平常心平常心…
シルク「でもなー、俺行けるか分かんねぇんだよ」
A「なんでー？」
シルク「部活。行くんだったら3年なってからかな、今はちょっと無理っぽい。」
「そっかー…」
行くならみんなで行きたいな…
マサイ「了解。じゃあ取り敢えず計画立てとこうか？佐島さんと俺で。」
A「じゃあお願いしてもいい？」
わ、たし…？
「ぇ…いいの？私で…」
Aちゃんと一緒じゃなくていいの…？
マサイ「…？ うん。もし嫌だったら俺1人でやるけど…」
「あ、ううん！全然嫌じゃないから大丈夫！」
こんなことで期待しちゃ駄目…
マサイくんはAちゃんと付き合ってるんだから。
これはチャンスなんかじゃない。
そう言い聞かせても、結局は嬉しいわけで。
昨日は突き放された気分、とかって言ってたけど
そんなこと忘れちゃうくらい嬉しいの。
マサイ「じゃあまたいろいろ調べてから連絡する。」
「うん、わかった。」
A「ごめんね、2人に任せちゃって…」
シルク「んじゃあよろしくな！」
申し訳なさそうなAちゃんと、いつものようにはにかむシルクくん。
「大丈夫だよ、気にしないで。」
マサイ「シルク、お前それ人にもの頼む態度じゃねーだろ？笑」
シルク「すんませーん笑」
…いつも通りの朝だ。
4人で楽しく話してる。
おかしかったのは昨日だけ。
たった1日、気まずくなっただけ。
マサイくんとAちゃんが付き合い始めただけ。
シルクくんが不機嫌だっただけ。
…私が、3人の事情を知らなかっただけ……
あー！！！もういいや！！
昨日のことは忘れよう！
昨日は昨日だもん。
…私ばっかり気にして、馬鹿みたい。
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ゆり(プロフ) - いつも何回も見てドキドキを貰ってる！続きを早く読みたい！！更新頑張って！！！ (2019年2月17日 20時) (
レス) id: cf54931ea1 (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - 初めて読みました！続きみたいです！これからも頑張ってください！ (2018年8月24日 22時) (レス) id: 799f064f74 (このIDを非表示/違反報告)
あやっち - 初めて読みました！マサイ，シルクファンにはたまらない作品です！更新頑張って下さい！ (2018年3月13日 1時) (レス) id: 51ec3def0b (このIDを非表示/違反報告)
矢吹奈子(プロフ) - s u i ＿ 。さん» ありがとうございます！これからも頑張ってください(o^^o) (2017年8月27日 1時) (レス) id: 3b4e53296a (このIDを非表示/違反報告)
s u i ＿ 。(プロフ) - 矢吹奈子さん» ありがとうございます…！！お返事遅くなり申し訳ございません！主人公とシルクさんは両想いだけど、お互い片思いだと思い続けていて、主人公はまだシルクさんを好きでいてはいけないと思っているから。という感じですかね…分かりにくくてすみません(；´Д｀) (2017年8月26日 23時) (レス) id: cca6ca5d53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sui＿。 | 作成日時：2017年3月20日 21時
