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ここから西の街は意外と遠いもんで、道中寄り道をしたりした。
(おはぎ食ってもバチ当たんねェよな…?)
俺は聞き込みを兼ねて目の前にあるおはぎ屋に入ることにした。
おはぎが食いたかったわけじゃねェから
聞き込みとこれからの体力温存だ
女将「いらっしゃいませ、」
実「おはぎとうどん頼むわ」
女将「はい、かしこまりました。
お父さーん?おはぎとうどんお願いね
お兄さんはいまからどちらヘ」
実「あァ 西の街ってとこに行くんだが…女将さんしってるかィ?」
女将「知ってるもなにも…ここからだと割と近いからね…お兄さん西の街に何か用があるのかい?」
実「あァ ちょっと野暮用でな」
女将「西の街に野暮用…変な用事だね
あの街に行くんだったら気をつけなよ変な噂があるしね…」
実「と、言うと」
女将「なんでも、あの街には神様がいるそうよ…ほら、あそこ黄泉の入口なんか言われてるじゃない?お釈迦様みたいに人を苦しみから解放してくれるそうよ、そして入っていった人は二度と帰ってこないって言われてるのよ…お兄さん本当にそんな所に行くのかい?」
実「あァ仕事なんでね」
女将「大変な仕事だね」
お女将は、「ちょっと長話しすぎたね」と言うと おはぎとうどんを持ってきてくれた。
俺はおはぎとうどんを食べ 女将に礼を言ってからこの店をでた
(女将から聞いた話が本当だとそれは神様なんかじゃなくて人を喰らう鬼だな
なんだ、自分で狩りに行けねェのか?それとも狩りに行く必要性がねェのか…まぁ、どっちにしろ雑魚鬼で変わりねェ
醜い鬼共は俺が殲滅する)
俺は軽い足取りで、西の街へ向かった。
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作者名:ささ身 | 作成日時:2019年7月26日 22時