幸運女子。とりあえず撃っとく【ワートリ】

47話 ページ49

団体戦は私達太刀川隊の勝利。


菊地原に腕を落とされたものの使い慣れてきた鎌を使って頭をぶった斬り、出水と手を組んで嵐山さんと時枝も落とした


まぁその後歌川の奇襲に気づけずに緊急脱出(ベイルアウト)しちゃったけどまぁ結果良ければ全てよしってことで

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※作者の妄想あり。こんなこともありそう…ってことをかいてます。
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団体戦から2日後。



太刀川「近々遠征がある」


出水「そういえばもうそんな時期っすね」


『え〜遠征ですか？？』


太刀川「どうした。いつも楽しそうに近界探検してるじゃねぇか」


『いや、遠征に行くことは別にいいんですけど、行くまでの過程がなんか重苦しいって言うか』


出水「あぁ、遺書か。確かにお前去年あれ書く時すげぇ考え込んでたもんな」


『そうそれ！なんかあれ書いてる時色々と考えちゃうんだよね』



遠征部隊に選ばれた人達は必ず上層部の人達から遺書を書けと命じられるのだ。

遠征邸にも緊急脱出(ベイルアウト)機能があると言っても、発動距離は3km以内で必ず無事のまま生きて帰ってくることも約束できない。

死ぬ事も覚悟の上で行かないといけないので、少しでも悔いが残らないように、遺族のために。という考えらしい



太刀川「お前の遺書だけ作文用紙53枚分だったもんな」


『ボーダーの人達に一言と私が死んだ時のお墓の指定と毎年お墓参りに来て欲しいとか、ママとパパにお手紙書いたりしてたらまぁ、ああなっちゃいましたね』


出水「比べて太刀川さんはめっちゃ少なかったっすよね」

太刀川「まーな」


『遺書書くのやだーー！！どうせ骨とか体の一部だけで帰ってくる気ないし！！』


出水「とか言いながらもう五枚目に突入してるじゃねぇか」



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遠征当日



『太刀川隊、冬島隊、風間隊。この３チームが今回の遠征メンバーですか』


当真「ホームシックになって泣くなよ？？」


『遠征ってヘアアイロン持っていったらダメだから泣きそう』


出水「そんなもんせいぜい10分くらいしか役に立たないだろ」


『死活問題』


菊地原「ヘアアイロンごときで死活問題とかすぐ死ぬじゃん」


風間「お前達。不謹慎だぞ」

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