私はフルーツを使ったスイーツが得意です！弐 (ページ9)

今日:12 hit、昨日:15 hit、合計:17,376 hit

・ページ9

「大体！なぜあなた達がＡグループですの！納得いきませんわ！」

いちご「そんなこと言われても...」

貴方「私達じゃなくて先生が決めたことだから」

樫野「えっ！」

花房「いちごちゃん？Aちゃん？」

樫野「雪野、天野、まさか...これが見えるのか？」

三人とも驚きを隠せない顔をして、樫野はさっきから私達にけんかを売っている？女の子を指さしながらそう尋ねてきたのだ

いちご「え...？」
貴方「ちゃんと見えるけど...」

バニラ「ショコラ！いい加減にしなさいよ！」

我慢が出来なかったのか、私達が何かを言う前にバニラがショコラって子と言い合いが始まった

ソルト「ははっまた始まったかー」

貴方「ちょっと、止めなくて良いの？」

ソルト「良いんだよっいつものことだしな！」

もともと知り合いなのか、特に驚きもせず落ち着いた様子で二人の喧嘩を笑いながら見ている

花房「二人にもスイーツスピリッツがついてたんだね」

いちご「え...あ、うん.....てぇ！二人にもって？！」

飴屋「天野さん」

後ろから飴屋先生の声が聞こえ、いちごは慌ててボウルでバニラとショコラを隠し、私はソルトを急いでポケットにしまった

いちご「あはは、何ですか？飴屋先生」

飴屋「今回の天野さんのケーキを評価して、今後はＣグループに移動してもらおうかと思っています」

いちご「え...Ｃグループですか？」

貴方「てことは、ルミと一緒かな？」

いちご「え？！やったーー！」

貴方「残念だな〜せっかくいちごと同じグループだったのに...」

飴屋「それでは、次回からＣグループということで、よろしくね」

いちご「はい！」

騒ぎ立てからではなく、いちごの今後についてを話に来ただけだったのか、飴屋先生は。いちごのケーキが評価されたのは良かったが、グループが離れてしまって少し不満なAであった

樫野「まぁ話を戻すが、スイーツスピリッツは他の人には見えていない」

安藤「見えるのは、スピリッツがついている人たちだけなんだ」

そのことを初めて知ったA、ここで疑問に思う、スピリッツがついている人しか見れないってことは、花房や安藤にもついているのでは....？