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志麻「さぁーて、俺も入ってこよかなぁ。」
「はーい。」
志麻「あれ、1人じゃ怖いんやっけ?w」
「んなっ!!!?」
それくらい我慢しますよ!お風呂はいってほしいもん!!!
志麻「ははっw …はよ上がってくるな。」
安心させるように頭をポンポンとされる。
「…あ、ありがとうございます…」
なんか、言い返すのもな。と素直にお礼を述べた。
それに満足した志麻さんはお風呂場に向かっていった。
バタンと閉まるドアの音がして。
私は触られた頭に手を乗せる。
「なんで…みんなの手って安心するんだろう。」
私が落ち込んでるとき、しんどいとき、必ず誰かが私の頭を撫でてくれる。
私も撫でられるのが好きで。
気持ちが楽になるから。
「私も…みんなにやろうかな。」
--------------
ピロリン♪
「セセセンラさんのキャス!!!」
12時を過ぎて志麻さんとSwitchのス〇ッパーズをしていた。
あぁ。なんて平和なの。
って時に!!!通知!!
志麻「センラさん?聞く?」
ゲームの手を止めて私たちはツイキャスを立ち上げた。
セン「こんばんはー。」
▶こんばんは!
▶こんばんは!
セン「今日はなんの話しよかな…」
▶何しますー?
▶ライブのこと?
「閲覧数えげつない…」
志麻「ほんまや。3000人超えてるw」
セン「最近なぁ…」
▶おお!
▶なんですか?!
「こうやって閲覧数とさ流れていくコメントを見るとやっぱり遠い存在だなぁって。」
志麻「まぁ、確かになwwww」
「時々寂しくなるんですよね。手が届かなくなるんじゃ。」
志麻「…俺とやったらめっちゃ近いけどね」
耳元で囁かれてびっくりする。
たしかに隣で座って配信を聞いているのだから物理的に近い。
「近いですねw」
志麻「触れれるで」
ほら、と手を繋がれる。
「ふ、触れれますね?!」
志麻「大丈夫。そんなもんやって。
遠い存在って思うかもしれんけど、こうやって会って、触れれてる。センラくんも同じやろ?」
他の子に比べて、Aはめっちゃ近い存在やんwwwと手をにぎにぎしてくる。
「…ん?私贅沢者すぎやしません?!他の子と比べて…会えるし。私がいうと嫌味に聞こえましたね?!」
志麻「嫌味には聞こえへんかったけどw
…もしかしてさ。」
「はい?」
志麻「歌い手、やめへんやんな?」
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早乙女 - 続きが気になります。 ?「あれ?」って誰だ!? (2020年3月4日 15時) (レス) id: 355d35659e (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - めっちゃ面白いです!めっちゃ続きが気になります!あと、推しがめちゃくちゃ気になります! (2019年6月29日 20時) (レス) id: c7e1e1edf0 (このIDを非表示/違反報告)
三國おと♪(センラー) - 文才なんか私はお亡くなりになったまま天にいるからだいじょうV!頑張ってください! (2018年11月22日 14時) (レス) id: bd02d20487 (このIDを非表示/違反報告)
メア - めちゃめちゃ面白いです!!ここが面白い!とか言いたいんですけど、文がとんでもなく長くなるのでやめときます笑更新楽しみにしてます!これからも頑張ってください( ´ ▽ ` )ノ (2018年7月21日 22時) (レス) id: 353a4c5d67 (このIDを非表示/違反報告)
山田(プロフ) - みっちゃんさん» イラストとかあげてるはずです! (2018年4月22日 22時) (レス) id: b5ab7847d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山田 | 作成日時:2018年2月16日 1時