第3話〜あの人〜 ページ5
聞き覚えのある、声…
動けないよ…
だって、そんな、まさか。
この声は…
A「あの時の…」
予想外の展開。
うそでしょ、こんな所で?
こんなタイミングで?
なんで?
どうして?
どうしよう…
あっさり見つけられて、完全にパニック状態に陥った。
すると、戸惑っているのを知ってか知らずか、ユーマ君は私の代わりに答えた。
空閑「どーも迅さん。あのさ、こいつ、俺の彼女じゃないよ。」
迅 「あ、そなの?」
空閑「うん」
迅さん、っていうんだ…
っていうかありがとう!!ユーマ君!!
迅 「ところで、そっちの子〜?なんでずっと後ろむいてんのー?」
私の内心を知らずに気軽に迅さん?は聞いた…
やばい、無理だよ。
振り向けないよ…
だ、だって、
今私…
迅 「−泣いてるのか?」
A「−!!!!」
ふと深刻に、迅さんが聞いたものだから、思わず条件反射で、
A「い、いや、ちっ…違うの!!いや、違わないかもしれないけど、
でも違うんだって!!」
なーんてわけの分からない言葉を口にした。
「だって」じゃないよ…なんなんだこの滅茶苦茶な言い訳は…
って、振り向いちゃったし…もう何を言っても通用しねぇ…あはは。
とか心でぶつぶつ言っていると、
空閑「何?赤がかった茶髪って…迅さんだったのか?」
飄々とユーマ君が聞いた。
なんでそんなに鋭いんだ君は!?
そんな事分かるようなキャラじゃないでしょうがっ!!
キャラ壊れちゃうよ!?
焦りながらも私はその言葉を完全否定した。
A「な、何言ってるの!?全然違うし!!本当に違うの!!」
が、
間髪入れずに
ユーマ君は
私にとどめを刺した。
空閑「お前、つまんない嘘つくね。」
このタイミングで言うなぁぁぁぁ!!
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紫祈@遠いどこかに飛んでいきたい(プロフ) - アミさん» ありがとうwwできる限り頑張ります!ww (2014年12月25日 19時) (レス) id: b9a0f03d62 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - 部活忙しいけど、更新してくれるの待ってるw (2014年12月25日 19時) (レス) id: b27ff4242b (このIDを非表示/違反報告)
紫祈@遠いどこかに飛んでいきたい(プロフ) - 縁さん» あ、本当ですね。わざわざありがとう御座います! (2014年12月25日 7時) (レス) id: b9a0f03d62 (このIDを非表示/違反報告)
縁(プロフ) - えっと、あのこれオリジナルじゃないですよね?一応二次創作の部類に入っていると思うのでオリフラ外して下さい。 (2014年12月24日 22時) (レス) id: 842cc3a4bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫祈 | 作成日時:2014年12月18日 21時