【ハイキュー】 俺を女みたいに扱うなぁぁ！ ２【男主】

82　女じゃねぇ！ ページ36

*





　｢好きなんです。夜久先輩｣





夜久｢へ、あっ。おう、サンキューな｣





　｢俺じゃだめですか？｣





黒尾｢えー、俺の方が好きなんだけど｣





　｢俺は夜久先輩の方が好きです｣





はい。今、ちょっともめてます。



何故なら、俺。







絶対女だったら、好きになってた。





　｢…あー、夜久先輩が女だったらよかったのに｣





夜久｢俺は、Aが女だったら絶対可愛いと思う。｣





　｢嫌味ですか？｣





夜久｢いや、マジ｣





俺、よく女顔だって言われるしな…。



だったら俺、女になりたかった…








　




とは、思わない！！





　｢黒尾先輩より、先輩として尊敬しています。｣





黒尾｢夜久に負けた…｣





夜久｢ま、黒尾はしつこいもんな｣





　｢めちゃくちゃしつこいですね｣





黒尾｢俺の扱いひどくない？｣





何て、笑っているから。



Mなのかなぁって…笑




ちょっと思った。





山本｢なぁなぁ、サーブうってくれよ！｣





　｢おー、おけおけ！ちょっと待ってて｣





山本｢おう！｣





京治に少しだけ、連絡したい…かなって。





もうすぐ合宿だしな。





A暇だったらでいいんだ。泊まりに行っても…いいかな?





…何か、家にいても…楽しくないんだよな。







こんな気持ちが渦巻く。





俺は、やっぱり。






弱いんだ。

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